【一体なぜ】頑張れば頑張るほどに仕事が増える理由

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皆さんは今日も社会人として仕事を勤めあげているところでしょうか。

ほぼ毎日朝から晩まで給料を得るために働くというのは、

お金のためとはいえなかなかスゴイことだと思います。

日々お疲れ様です

 

ところで長く同じ職場に勤めていると

 

「あれ、この人仕事デキるな」

「この人に任せておけば安心だ」

 

というような風潮はありませんか?

実はそれ、頑張れば頑張るほど仕事が増える理由です。

実際に私はそれを体感している人間です。

 

ですが、これらを意識して実践することで、

何とか上手く自分の処理範囲内に業務を収めています。

 

職場で働いているデキる人扱いされている方などは、

もちろんそうでない方であっても、年々仕事が増え、

不遇の思いをしている可能性があります。

 

ちなみに私はごく普通です

 

この記事では

・頑張るほどに仕事が増える理由

・仕事が増えてしまうことへの対処法

・頑張ることと収入の関連性

について解説しています。

 

これを読むことで、

多少仕事の負担や偏りが無くなるようなきっかけが生まれ、

ご自身の職場でのポジションが改善されると良いな・・

と感じています。

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頑張れば頑張るほど仕事が増える理由

結論から申し上げますと、これは

人間の持つ性質と組織的な問題

です。

どうにもならない・・

・人間の性質

まず人間の持つ性質についてですが、

人は自分より能力の高い人に頼ってしまう傾向があります。

なぜなら、それが最適な行動と解釈してしまうからです。

 

何とかしてくれるのであれば、その方に任せる方が良いですし、

それで組織が円滑に進むのであれば、それがシンプルかつベストな選択です。

 

頼ってしまう側も合理的な選択をしているということですね。

 

「あの人に任せておけば大丈夫」

 

というのはそういうところからきているのでしょう。

なので、頼られる側もその点をあらかじめ意識しておきましょう。

 

ただ、そのような状況が重なるとピリピリしていきますが・・

仕事デキる人=怖いという印象が出来上がることもあります

(詳細はコチラ)

 

 

・組織的な問題

もう一点は、組織的な問題です。

誰かに負担が偏る現象が顕著にあらわれる組織は、

率直に言って、かなり問題があります。

 

また、管理者が運営をマネジメントできていない証拠でもあります。

・仕事の分担が曖昧

・人材育成が疎か

・社員を管理できていない

など、原因はいくつか考えられます。

 

このようにある一定の方によって組織が成り立っている状態を

属人的な組織といいます。

 

頑張れば頑張るほどに仕事が増える理由は、

・人間的な性質

・不適切なマネジメント

この2点が大きな要因であるといえます。

 

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頑張るほど仕事が増えてしまう事への対処法

・業務改善会議等への参加

組織内で業務改善の会議等があれば、それに参加して

自身が求める仕事をあり方を提案しましょう。

特に組織系統、役割分担や、業務の効率化について、

出来る限り見直していけるよう提案していきましょう。

 

頼られるほど仕事の成果を出している方であれば、

ある一定の発言力や影響力があるはずです。

培った信用を活かして変革に着手するのも良いかと思います。

 

そういった会議がなければ立ち上げてみるのもアリですね。

 

・アンテナを立てすぎない

仕事に対するアンテナが高いことは大事なことでもあるのですが、

程々にしないと自分を苦しめることにもつながります。

 

関わりたくなる気持ちをぐっと抑えて、

なるべく距離を保っておきましょう。

キャッチすることのみに抑えておく。

 

どうしても頼られることになってしまったら、

「では、申し訳ないですが~の部分まで。」

と、一部のみ受諾する形に留めておきましょう。

 

全部は断りましょう

 

・仕事だけに固執しない

これは気持ち的な問題ですが・・

仕事の世界だけに生きてしまうと、

良くも悪くも気持ちが入りすぎてしまうということです。

 

「あれだけやったのに・・」

 

「頼れる時だけ頼って・・」

 

などというネガティブな気持ちが沸いてくるのも、

仕事に依存している部分が大きい可能性があります。

 

自分の人生における仕事の割合が多くなければ、

 

「まぁいいや。別に何のことはない」

 

とさえ思えてくるので不思議です。

本当にそう思えます

世の中には、

仕事の他にも様々な世界があること。

を再認識できるよう、

余暇は自分の見聞を広めることにつとめてみるのもオススメです。

 

・評価や収入に依存しない

これも一つの方法なので、一応ご紹介します。

仕事や評価に影響されてしまう事由として

収入への依存があります。

 

評価が悪くなって収入が減ると豊かな人生を歩めない。

そのために仕事を引き受け、良い評価を積み上げる。

 

と心のどこかで感じてしまう自分はいないでしょうか。

これも、

仕事=人生

につながってしまいがちな理由です。

 

対処法としては

・色々な働き方があること

・収入は労働だけではないこと

・本業に縛られない収入を確保すること

です。

 

これに関する解説をひとつひとつすると、

あまりにも長文になってしまいます・・

 

結構説明が難しい・・

関連記事は以下にまとめてありますので、よろしければご覧ください。

 

 

頑張れば頑張るほど収入も増えるのか?

仕事を頑張る人

率直に申し上げると、

この国で仕事を頑張れば収入が増えていくのは、

完全歩合の営業職

もしくは

事業経営者

がほとんどです。

しかもそこで、相当の成績を上げた時に初めて対価として支給されます。

 

ではそれ以外の大半の企業の社員はどうなっているかというと・・

収入が上がるのは、原則年1回の定期昇給です。

そこに成果に応じたプラスアルファが加わるかどうか程度。

 

そこに勤務成績として

・サボらずに出社しているか

・社内において何か大きな成果を挙げることができたか

などが「若干」加味される程度なのが実態でしょう。

若干・・

 

そんな社会の仕組みの中で、

頑張っている人と、そうでない人は収入が大きく変わるのかというと

実際思ったほど大した違いは生まれない。

というのが実情でしょう。

 

せいぜい5~10%程度のボーナス支給率に差が生まれる程度ではないでしょうか。

例え、仕事量が2倍違っていても3倍違っていても・・

せいぜいその程度です。

 

となると、頑張れば頑張るほどに収入に結びつくことなく、

結果的に損をしてしまうということになります。

 

もちろんその能力を評価されて出世し、

収入があがることはあるかもしれませんが、

それは何年も先の話です。

 

しかし実際には、それよりも適度に仕事をうまくこなし、

能力よりも、上司に気に入られている者のほうが意外に出世が早かったりします。

 

社会とはそういうものです。

 

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頑張れば頑張るほど「さらに」仕事が増える

残酷な話ですが、頑張って業務圧縮に努めても、

圧縮した分だけまた仕事が詰まってくることもあります。

 

例えば、

今与えられた仕事を100%として、

効率化に努め80%までに抑えることができたとします。

 

すると余裕が出来て退勤時間が早まったり、

休暇が取得しやすくなったり・・・なりたいところ。

 

しかし現実は、

また本人にとって100%分の仕事が割り振られます。

当初の120%分です。

 

酷い組織だと、これを

120%・140%・160%・・・

と自分の限界まで延々と繰り返されることもあります。

キ、キツイ・・

 

一方で、当初100%の者がいつまでたっても効率化が出来ず、

100%で現状維持されている場合どうなるか・・。

 

これは時と場合にもよりますが、

概ね現状100%の仕事をこなしていくことになります。

 

「え、なぜそうなってしまうの?」

と、このことを不公平に感じる人も多々いらっしゃるでしょう。

 

企業は個人ごとの成果を組織全体の成果として反映させます。

つまり個人でどれほどの仕事量を背負っても、

その部分に大きく焦点を当てて考慮するという仕組みになりにくいです。

 

数人のプロジェクトを大きく成功させるなどは別の話ですが、

日頃の業務を不用意に肩代わりをしてしまうと、

成果に反映されない業務を背負うことになってしまいますので、

ご注意ください。

 

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仕事に対する自分プライドを貫く

結局のところ、

正直者が馬鹿を見るような世界であることも一部否めません。

世渡り上手でズル賢いものが上に登っていく場合もあります。

 

そこで、

 

「じゃ自分も適当にうまくやっていくか・・」

 

と思うことは仕方がないことですし、

それを止められる人は誰もいません。

その生き方が自分にマッチしているのであればそれもいいでしょう。

 

これは成果主義ではない公務員に多く見られると聞きました。

 

しかしその一方で,

そんな社会であっても、自分の道をひたすら突き進むかたもいます。

自分の仕事に誇りを持ち,

同業者からの評価よりも何が一番大切であるのかを考え,

その信念に基づいて行動する人です。

 

こういった方はそのブレない行動によって,

時には周囲や上司との摩擦が起こってしまうこともあり、

それゆえに出世の道が閉ざされてしまうこともあります。

 

しかしその姿勢に共感する者も多く、

そんな人柄を慕って多くの協力者が集まってきます。

 

「出世争いからは外れて、

それなりの収入と自分自身の仕事にやりがいを感じられればそれでいい。

その代わり、自分の意志に基づいて仕事をさせてもらう。」

 

「他人の終わらない仕事を自分が肩代わりしなければいけないような状況であるならば、

そうならない仕組みを考え直さなければならない。」

 

そんなことを組織全体に堂々と言えるような人に私も出会ったことがあります。

確固たる信念を感じました

管理職からは当然良い顔はされませんが・・

 

周囲の顔色をうかがいながらストレスを抱えて生きていくよりも、

自分の中でプライドを貫いて仕事をしていく生き方もアリだと思います。

 

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頑張れば頑張るほど仕事が増える理由【まとめ】

頑張るほど仕事が増えてしまう理由としては

・頼れる人に頼ってしまう人間の性質

・属人的組織の見直すべき問題

 

これに関する対処法としては

・業務改善会議に参加

・必要以上にアンテナを立てて引き受けない。

・しぶしぶ一部のみならばと引き受ける形に

・仕事だけに固執しない生活を送る

・評価収入に依存しない状態を目指す

 

ちなみに、仕事を頑張れば収入増加するかは微妙・・・

効率化をはかると、その分どんどん詰まってくる可能性もある。

自身の仕事プライドを徹底的に貫く生き方もアリ。

 

何だかやるせない・・

ということでなかなか面白くない話ではありますが、

体験に基づいたことなので、比較的ありがちなことだと思います。

 

結局は、

収入を増やすことがモチベーションを上げる一番の方法でしょうか。

プロ野球の契約更改などもそこがもつれて、他球団に移籍したりする。

などの出来事が起こるわけです。

 

自分の能力に自信があるのであれば、転職も視野にいれておきましょう。

収入は変わらずとも、今の残業時間が半分になるのであればそれは成功です。

 

「時は金なり」というように時間は大事な資産です。

あまった時間を別の事にあてることで更に自分自身を高めることができます。

 

企業は収入は保障してくれることはあっても、

その人の人生までは保障してくれません。

 

企業最優先で働くのはいいですが、

家庭をないがしろにしていては豊かな人生を送っているとは思えません。

 

頑張るほど仕事が増えていく理由を客観的に分析した上で、

全体のバランスをよく考えてベストな結果につながるような、

行動を常に意識していきたいですね。

 

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