【必見】公務員の気になる人間関係について語る

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公務員の人間関係

公務員の人間関係は、

・独特

・最悪

・狭い

 

など、色々言われることがあるようです。

 

もし、それが全部当てはまるのであれば、

正直働きたくない職場になりますよね。

 

居心地悪い

 

果たしてその噂は正しいのでしょうか。

結論としては

「噂になるほど悪くない。まぁ人によりますが普通」

といった印象で良いです。

 

この記事では

・公務員の人間関係はどうなっているのか?

・公務員独自の人間関係が形作られるのはなぜか?

・円滑な人間関係を築くためにはどうするか?

 

これらについて、

友人からの話に基づいた確度の高い情報をお届けしていきます。

 

転職・就職活動にお役立てください。

 

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公務員の気になる人間関係

公務員の人間関係

公務員である私の友人が経験した人間関係として、

以下のようなことが実際に見られるそうです。

 

・限定された狭い世界

一般的に公務員といっても

国家、地方、警察、消防・・

など様々で、働く場所や職種にもよりますが、

基本的にはある程度決められた狭いエリアで勤務しています。

 

また、数年単位で部署異動があるとはいえ、

全国を飛び回る職種が多いわけではなく、

その分、人間関係も閉鎖的であるといえます。

 

数年もすれば勤務場所によっては、

全員の顔と名前が一致するでしょう。

 

また、中途退職者も少ないため、

長期にわたり、仕事上顔を合わせることもあります。

 

それを良いと取るか、悪いと取るかは人それぞれですね。

 

・働いてくれない先輩

先輩は常に憧れの存在であってほしいと思うものですが、

公務員の世界ではそうもいかないようです。

 

上司の居ない間、あからさまにサボったり、

都合よく下の者に仕事を振ったりする人が一定数います。

 

普段意図的にサボっていても、

ここぞという時にやってくれればまだ良い方で、

 

何をどうすべきかサッパリわかっていない先輩もいます。

しかも、見当違いな発言が多かったり・・・

 

 

こうなってくると同じ部署を担当することになった後輩は、

とても苦しい時期を過ごすことになるでしょう。

 

さらに、そこに低い人間性が加わるとパワハラといった事態に・・

とても過酷な職場になってしまいますね。

 

・自分本位の後輩

公務員は多くの仕事を組織でこなしています。

組織として機能していく以上、持ちつ持たれつで、

忙しい時は、後輩には多少なりとも気を利かせてもらいたいものです。

 

しかしながら、当人以外全員が忙しそうにしていても、

・我関せずで、自分の時間を過ごしている・・。

・依頼した締め切りは平気で忘れる・・・

このような後輩もいたりします。

 

先輩や上司から注意・指導が入っても、劇的な変化は見込めず・・

やがて注意する側が呆れてしまい、最終的にはそのまま放置。

などということもあるそうです。

 

恐ろしい・・

 

・前時代的な古い上下関係

部署によっては、今の民間企業ではあまりみられない、

前時代的な上下関係があるそうです。

 

・上司が来るまで、ひたすら出迎えで待つ

・上司が席に座るまで、自分も座らない。

・報告資料を送付する前に、同内容の口頭(電話)報告

・飲み会の席では上司の前にズラリと並ぶ

などなど

他にも疑問に感じる部分が多々あるようです。

 

少し前であればそれもアリだったのかもしれませんが、

時代は変わり、現在20代のイマ時世代の若者は・・・

ただただ非効率的で、無駄なことであると感じてしまうそうです。

 

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公務員独自の人間関係が形作られるのはなぜか?

独自の人間関係

公務員は独自の人間関係を形成していると、

友人は言います。

 

先ほど述べた、

働かない先輩、自分本位な後輩。

この状態がずっと続いてしまい、

改善の兆しが見られないことも多々あります。

 

それには公務員特有ともいえる理由が4つあります。

 

それは、

・利益を追求していないから

・リストラされることが原則ないから

・年功序列で昇進していくから

・効率度外視で建前を重んじるから

です。

 

1つ目の、

利益を追求していないということに関して。

これは、要は他の人の注意を聞こうが聞かまいが、

収入は保証されている為、

自分の生活が脅かされることはありません。

 

また、上司も同じでそこまで熱をいれて指導する必要がないんです。

必死に改善をはかっても給料が上がるわけではないですからね。

 

同じ給料であれば、最低限ほどほどに働けばいい、

そういう考えが生まれてしまっても仕方ありません。

 

ところがこれが民間企業であればそうはいきません。

社員の怠惰は、業績の低下、企業の利益を損ないます。

 

上司も会社の業績が悪ければ、給与が下がり、

自身の生活にも影響をおよぼします。

 

それは困る

 

そうならないよう部下にも必死の指導が入るでしょう。

 

自分の職務の方向性が見えにくく、全体的に他人事になりがち。

これが利益を追求しない公務員の中にある意識です。

 

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2つ目の、

リストラが原則ないことに関して。

これは、服務規律違反等でなければ、

 

仕事がサボり気味に見えるからといって、

退職処分までいくことは、ほぼ無いです。

 

注意勧告等はあるようですが、

違反でなければ、その他の処分に対してはわりと寛容。

 

退職処分は、よほど悪質な行動が見られた場合のみです。

 

ヒラの職員1人であっても、

退職の処分を下すには多くの方の判断と決裁が必要です。

 

また、多くの時間も要しますし、

基本誰か1人だけでは結論を下すことはできません。

 

それほど処分には、

非常に慎重なのが公務員の世界です。

 

安泰です

 

それとは対照に

・リストラ

・左遷

・降格

・減給

・倒産

が業績によってチラつく民間企業の社員とは、

危機感が違います。

 

自然と職場に流れる空気感や関係性も、

違いが見られることでしょう。

 

3つ目は、

公務員の世界は年功序列であること。

仕事ができてもできなくても、

ある程度の役職にはなります。

 

酷な話、頑張らなくても自動的に出世しますし、

給料もその他同期と大して変わらない。

バリバリ働く意義というか、必要性が弱いです。

 

ご褒美不足

 

その分仕事に対する温度差が大きいように感じます。

・報酬よりも、やりがいをもってバリバリ働く人。

・報酬第一で無理せずそこそこ働く人。

 

どちらも間違いではないですが、

この2つが極端に混ざり合うと、

方向性の相違による微妙な雰囲気を醸すのだろうと考えられます。

 

4つ目の、

効率度外視で建前を重んじることについて。

そもそも公務員は民間企業のように、

急激な変化が加わることは滅多になく、

変化そのものに対応するのが得意ではない部分があります。

 

これは組織体系上の問題もあり、

トップダウンで物事を決めるというよりも、

 

関係各所に話を通しながら、全体で進めていく。

という方法をとっているためです。

 

なので効率的であるからといって、

すぐに切り替え、対応することは困難であるといえます。

 

明らかに非効率的でありながらも、

1つ1つの案件を、上長が順に決済し、

その都度、確認作業に時間を要します、

 

例えば、

「一律〇万円給付」

という事業があったとしても、

誰かの一存で即座に実行されることはありません。

 

一声で実行されてしまえば、

圧倒的なスピード感で完了しそうですが、

それを良しとする文化ではありません。

 

より多くの人が目に触れ、

責任を分担できるよう、

実行されるまでの流れを重んじています。

 

うーむ・・

 

環境的に、即断即決等は事実上困難な状態です。

 

結果として、

スピード感の無さが際立ってしまうことになりますが、

 

そういった効率性はさておき、建前を重んじるスタンスは崩さない。

大胆さよりも慎重かつ確実な業務遂行を重んじ、得意としています。

 

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公務員の世界で良好な人間関係を築くためには

良好な人間関係

さて、このような人間関係を構築している公務員の世界で、

一体どのようにすれば良好な人間関係を築けるのでしょうか。

 

これは、ズバリ申し上げると

 

「それなりに普通に働いてもらえれば問題ない」

 

ということでした。

 

シンプル!

 

というのも、今までがネガティブな表現過ぎましたが、

良い人もたくさんいるから大丈夫。

ということです。

 

また、しいて挙げるとすると、

何か卓越したスキルがあると、

職場内で重宝されて非常に喜ばれます。

 

公務員業界ですとプログラミングがオススメです。

 

世の中色々な人がいらっしゃいます。

例えばこれが公務員の世界でなくとも、

もしくは仕事でなくとも、

どの世界にも一定数自分とスタンスの違う人はいるので・・

 

もし万が一、自分に適さない人間関係の中に入ってしまったら、

そういうものだと割り切り、付き合っていくのが良いでしょう。

ちなみに、移動は短ければ1年程度~の単位であります。。

 

それまでの間少し我慢してみて、

環境が変われば新たな関係性も

見えてくることでしょう。

 

もし、それでも我慢できないようでしたら、

無理はせずに、必要最低限上手く乗り切りながら、

まずは副業等で収入を増やしていきましょう

 

その中で、ある程度収入の目途が立ってきたら、

FIREを目指す道もあるかと思います。

 

ともかく良好な人間関係が築けることは理想ですが、

合わないと感じるのであれば、無理に合わせずに。

 

最も大切に優先すべきは自分の体ですから、

体を壊すことのないよう働いていくことが重要です。

 

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公務員の人間関係まとめ

 

というわけで長々と書いてきましたが、

まとめとしては

「独自の人間関係形成してるかもしれませんが、

色々な組織全体の体質などからくるものです。

色々な個性を持った方もいますが、いい人もたくさんいますし、

結果、悪くない職場。そこそこ普通です」

でした。

※詳細は上記をお読みください。

 

ふと思いましたが、

公務員の世界は何かと注目されがちな気がします。

 

給与は平均的ですし、無数にある職場の中で、

なぜ公務員がなぜそこまで取り上げられるのか?

気になるところです。

 

おそらくですが・・

公務員は国民の税金で報酬を得ていて、

いわば、私たちのお財布で生活しているとも取れます。

 

ですから、

当然のように、それ相応の働きが求められ、注目もされます。

 

また、それと合わせて高い倫理観を求められているので、

他の企業とは異なる独自性が生まれるようにも思えます。

 

つまり「何かと目に付きやすい」職業であると推察されます。

 

平均的なのに・・

 

ですが、国民に対して行政サービスを提供してくれる方は必要です。

日々業務にあたってくれているすべての公務員に感謝しています。

(こんな記事を書いておいてなんですが・・)

 

就職や転職を考えている方々は、

あまり先入観にとらわれず、

 

今以上に特別どうこうする必要もなく、

自分に合った業界かどうか。

公務員としての適正について考えていただければ良いかと思います。

 

今後も公共の福祉のために働いてくれる優秀な人材を、

続々採用していってくれることを期待しています。

 

※待遇を上げると良い人材が集まるんですが・・

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