研修の効果を最大限高めるために大切なこと3選

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研修の効果を最大限に高める

自分を高めるために受講するのが研修。皆さんは積極的に研修されていますか。

大人になってからの学びは非常に重要で,特に若い内はどんどん研修をうけるべきだと思います。

そういった積み重ねが行動力や人としての幅・深さ・能力がどんどん高まっていきます。

 

 

しかし中にはこのように感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「なぜ研修が必要なのか疑問を感じる」

「研修の効果って本当にあるのか」

「研修をどのように活かせばいいのか」

 

確かに研修の成果は、形として見えにくいもの。

可視化できないものは効果が疑わしいものです。

分かりにくい

しかし、研修は確実に皆さんの中に積みあがるものです。

ただし、培ったもの活かすためににちょっとしたコツがいります。

 

私は実際に、これまで様々な研修を受けてどのような形で還元できるのか試行錯誤してきた人間です。

この記事では

・研修の効果

・効果的な研修方法

・研修成果の活かし方

について解説していきます。

 

この記事を読むことで

・職場へのフィードバックが容易になる

・普段より深い学びを得ることができる

これらのきっかけが得られるでしょう。

 

また、せっかく良い研修を受けても時間が経つと薄れていってしまうものです。

今回はそんなもどかしい部分を少しでも解消できる方法を,自分の経験に照らし合わせてご紹介します。

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研修の効果3選

研修

結論として研修は社会人としての資質形成のために、

必要不可欠な要素であると考えます

 

マストです

 

具体的にどのように大切なのか、研修の効果は、大まかに以下の3点になります。

 

・大人になっても学べる貴重な機会

学生の頃は綿密に練りこまれた学習カリキュラムによって、嫌が応にも学ばされます。

これはある意味で学校に行きさえすれば、効率的な学習の機会を受けることができるということです。

 

しかし、大人になるとその教育課程はなくなり、

一体自分は何を学べばよいのかわからなくなってしまうのです。

 

実際に私も学校から離れた時に、

・社会人として何が自分にとって必要なのか

・その為に必要な学習方法はなにか

 

このあたりがぼんやりと不明確で苦労しました。

また、セルフで学ぶことがほとんどになってしまいます。

 

大人になってからの研修は、学びを継続するための良い機会であり、

自立した研修の仕方を模索するための手段でもあります。

 

・知識の深まり=人間性の深まり

人は学び続けることで、知識が深まり人間性も高まると考えます。

知識がある方は、人として深い人生を歩むことができます。

何気ない日々の物事を物事を様々な角度から見れるようになるためには、

知識をどんどん吸収して成長していく必要があります。

大人になってもそれは変わりません。

 

「どうして〇〇は△△なのだろう?」

 

この疑問を社会人になると忙しくて疎かにしてしまいがちですが、

学びが人間性を培うという部分を含めて常に忘れないようにしましょう。

研修は効果的な学びの時間です。

 

・専門性の向上

その業界で一流になるためには専門性を追求していくことは避けられません。

料理人が料理のことを学び続けずに一流になれるでしょうか。

イメージできない

専門性の高めていくためには、研修を欠かすことはできません。

一流の人間は相応の研修と、その成果を体現する努力を重ねてきた方々です。

 

これから一人前を目指す方は、これら研修の効果を侮らず、

着実なキャリア形成へとつなげてください。

 

効果的な研修方法4選

効果的

・基本メモ

まず,研修会等に参加する際のマストアイテムは

「ノート」

筆記用具」

です。

 

さらに言うと赤・青・黒などの3色で1本になっているボールペンなどが好ましいですね。

これは,受講中にその都度ペンを持ちかえるのは一苦労ですし,

持ち替えている最中に集中力が削がれて大事な話を聞き逃してしまう可能性があるためです。

 

普段は黒だが,特に大事だと思った部分は赤。

など色別で記しておくと,後で見た時にわかりやすいですね。

 

・ノートの体裁よりも,聞いてひたすら書く

よくありがちなのが内容を綺麗にノートに保存するために,

・罫線

・段落

・文字の大きさ

などを気にして丁寧に書いていってしまうパターンです。

 

たしかに後で見たときに綺麗なノートの方が良いという気持ちはわかるのですが,

大事なのは綺麗なノートをつくることではありません

 

大事な部分を書き漏らした挙げ句,自分の知識として落とし込めなければ意味がありません。

最低限自分が読める文字でスラスラ書いていく事をおすすめします。

 

私が学生時代に言われた事は

どんどん書いて,テキストとノートを汚していきましょう。

というものでした。

まっかっか

 

ちなみに,一流大学に在学している学生のノートも,

自分以外は読めないような字を書いている人もチラホラいるとかなんとか・・・

 

・ボイスレコーダーが非常に効果的

ここで私が一番オススメしたい物がボイスレコーダーです。

研修開始と同時に録音を開始しておきます。

 

これをしておくことで,振り返りの時に万が一書き漏らしてしまったことも補完できますし,

期間が空いて忘れてしまった場合でも当時の様子を思いかえすことができます。

 

今はスマートフォンのアプリで比較的高性能なボイスレコーダーがあります。

しかも,わざわざ購入する必要はなく無料でインストールできます。

コストは一切かかりません。

 

また、電車通勤の方は,内容を通勤中に聞き流すこともできて便利です。

時代に合わせた様々な形の学習方法を身に着けるようにしましょう。

 

・インプットとアウトプットを大切に

研修後に皆さんはどういった行動をとっているでしょうか。

この研修後の行動次第でも大きく成果が変わってくるかと思います。

私であれば,まず今回の研修で学んだことをしっかり自分の知識として蓄えるようにします。

 

メモを読み返し,その時では理解しきれなかった真意や背景を理解できるように努めたり,

新たに疑問点が生まれた場合にはインターネットで調べたりもします。

こうしてしっかり自分の中に落とし込むことがインプットにあたります。

 

アウトプットとは,そうして蓄えた知識を外に向かって発信することです。

例えば・・

「映画を見た後に、友人にどんな内容でどうだったのか伝える」

これもアウトプットになりますね。

 

アウトプットする時にはしっかり内容を理解した上で,

わかりやすく相手に伝える必要がありますから,知識が定着すると言われています。

 

つまりインプットのみでは風化してしまうだろうし,

アウトプットのみでも何を発信していいのかわからない。

 

インプットの後にアウトプットという流れを繰り返すことによって,

自分の知識が積み上がっていくということになります。

 

研修が終えたあとに,疲れたなどと言いながらそのまま休憩してしまうのではなく,

記憶が新しい内に簡単なおさらいをして、話を聞いてくれそうな周りの人達に自慢げに話してみましょう。

 

さらにある程度自分の中で知識が深まってきたと思ったら、

研修を企画する側にまわってみるのもいいかもしれませんね。

(研修内容についてはこちらを参考にしてください)

 

 

これまで受けてきた研修内容を自分の中でミックスさせて新たな発想を提供する。

これもひとつのアウトプットにあたると思います。

 

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研修効果を職場で活かす方法

職場

せっかく研修で学んだ方法も、自身の現場で活かせなければ勿体ないことです。

少しでも活かすためにはどうすればよいのでしょうか。

以下を参考に考えてみたはいかがでしょうか。

 

・現状との関連性を考える

自分が受けた研修の環境やシチュエーションが、ピタリとハマることは基本無いと思います。

例えば

「あなたが〇〇開発部だとして商品開発をする際に大切なことは~・・」

という研修内容が出てきたとして、

でも、自分は営業部なので開発には一切携わってないですけど・・

というような状況。

 

ではここで何を学ぶべきなのかは、

「商品を開発する方法そのものではなくて、マインドとか本質の部分」

になると推察されます。

 

根本になにがあるか。その発想に至る考え方は何か。

それを見つけ出して、自身の職場との関連性を考えましょう。

 

どこか通ずる部分が必ずあります。

というのも、物事の全ては抽象的にしていけばいくほど、

本質的な部分は同じところに行きつく。とされているからです。

 

かなり難しい話になってしまいましたが、これがわかるようになると、

社会人として成功できる資質が備わり相当なステップアップが望めます。

 

まずは、何かつながるところはないか。

日頃フレーズなどから拾って考えてみてください。

 

・完全なる再現性を求めない

上記にも通じますが、研修した内容がピタッとそのまま当てはめられるとは考えにくいです。

研修を企画している側も、ひとりひとりのケースに合わせて内容を作ることは不可能だからです。

 

完全なる再現性を求めると十中八九頓挫するでしょう。

企画倒れは自分のモチベーションも低下してしまいますし、

研修の成果を活かせず終わってしまう事になりかねません。

ガックリしてしまう

 

まずは一部を取り入れることができれば十分です。

その後にじっくりと時間を掛けて最善を尽くしていくようにしましょう。

 

・同僚の協力を仰ぐ

研修の効果を活かそうと自分ひとりで躍起になるのも良いのですが、

どうせなら同僚の協力を得られるとより一層頑張れるのではないでしょうか。

 

実は、2人以上のチームで動くことで既に研修の成果は抜群に出ていますが、

マネジメント能力

その勢いのまま多少のムーブメントを起こせると良いですね。

 

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とにかく色々な研修に積極的に参加するべし

知識は覚えている限り誰にも奪われることのない「資産」です。

研修で学ぶということは,資産を蓄えようと行動しているということです。

 

知識のある人は深みがあるというか,「人間力」というかオーラのようなものが出ています。

 

 

人は自分の知らないことを知っている人を尊敬する傾向にあり,

人の上に立ちたいのであればその力は必要で,その後のマネジメントにも大いに役立ちます。

 

様々な研修を最大限の効果まで高めて,

周りから一目置かれるような存在になれるよう努力してみてはいかがでしょうか。

 

研修の効果について(まとめ)

ということで研修の効果まとめは以下になります。

 

研修の効果3選

・大人の学習機会

・知識=人間性を深める

・専門性の向上させる

 

効果的な研修方法

・基本メモ

→ノートのクオリティより中身を重視

・ボイスレコーダーの活用

・積極的なアウトプット

 

研修の効果の活かし方

・自身の環境との関連性を模索

・再現性は完璧を求めない

・同僚との協働を

 

いかがでしょうか。

これほどのメリットを挙げられると研修の効果に対する疑問も、

少しはうすれてくるのではないでしょうか。

 

効果的な研修方法を身に着け、社会人として専門性を高めつつ、

着実にキャリアを形成していきましょう。

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