人前に立つと足が震えるのはなぜ?原因と対応策で悩みゼロへ

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人前に立つと足が震える

仕事上、人前に立って話をしなければいけない場面はありませんか?

また、いざ話をする際に、手足や声が震えたりすることはないでしょうか。

私もこれまで何度も経験してきた状況です。

 

「練習だと問題無いのに、本番だと震えてしまう。」

「震えのせいで、上手にプレゼンができない」

「なぜ緊張で、こんなにも震えてしまうのか?」

 

など、様々な悩みを抱える方々に向けて、

この記事では

・人前で足が震える原因

・人前での震えに対する対応策

・社会不安障害について

 

これらを解説しています。

実はいくつかは経験値と対応策でクリアできます。

 

この記事を通して、私が実践してきた対応策も含めてご紹介していきます。

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人前で足がふるえる原因は?

人前で震える

人前に立つと当然緊張しますし、不慣れであればなおさらです。

緊張やストレスは体に余計な力を生んでしまい、呼吸を浅くします。

より専門的にいうと、肺を横に広げて息を吸う「胸式呼吸」になってしまいがちです。

 

胸式呼吸自体が悪いというわけではなく、

交感神経の活発化など、いろいろなメリットもあります。

しかしながら、呼吸が浅いと

・お腹から声が出ない

・細い声で震えが伝わりやすい

・心臓の動きが活発になり、ドキドキを感じやすい。

 

などの状況も生まれやすいです。

場面によっては不向きと捉えることもできるでしょう。

 

また、人は緊張すると、

「ノルアドレナリン」

という物質が神経から分泌されます。

 

ノルアドレナリンには

・交感神経の活発化

・体温、心拍数、血圧の上昇

・動悸・震えの発生

といった作用があるようです。

胸式呼吸と重なる部分もあって、ダブルパンチですね。

 

こうした反応は誰にでも起こりうるもの、かつ

さらに敏感な人はより反応が強く出やすい傾向にあります。

 

このように細かく身体反応をみていくと、

人前で落ち着いて上手に話すことは、どれほど困難なことであるのか。

を考えさせられます・・。

一度でも経験された方々、スゴいですね。お疲れ様です。

 

そんな大変なことが同時に自分の体に起きていると考えると、

「なんか色々体も反応しているようだし、上手く話せなくても致し方ないな。」

と割り切ってしまうのもアリですね。

 

 

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人前での震えに対する対応策は?

緊張しない

 ズバリ私の過去の経験から以下のような対策が挙げられます。

 

1.手の震え

 ・読んでいる原稿がプルプルプルプル・・文字がブレて読めない時

  →原稿を置ける場所があるなら、持たずに置いて話しましょう。

あるいはディスプレイで。

 

 ・操作する手が震える

  →手をデスクや演台にビッタリ付けるなど、ポジションを固定しましょう。

 

2.足の震え

 ・立っている時にフラフラしてしまう

  →気持ち肩幅より大きめに足を開いてみましょう。

  →演題に少し寄りかかってしまいましょう。

  →水を飲むなどの歩けるタイミングを利用し、体を動かしてみましょう。

 

3.声の震え

 ・読む声に自然とビブラートがきいてしまう。

  →人前に立つ前に、一度は声を出しておきましょう。

  →あえて間をとって、ゆっくりを意識して話してみましょう。

  →カラオケであれば、高得点につながる要素です。

 

4.全体通して

  →自分自身の呼吸を意識してみる。

   (あ、今自分は緊張しているんだな。と俯瞰する)

  →始めに会場全体の広さを確認するように目線を移動させてみる。

  (視野を広げて、自分を落ち着かせる効果があります)

  →自分の話を一言一句逃さず聞いている人は意外といない。と思うようにする。

  →自分の能力以上に上手く成果を出そうとする期待を手放す。

 

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社会不安障害という症状にも注目

適応不安障害や緊張

とはいえ、それでも

 

「何度経験しても全くプレゼンが一向に上達しない。」

「慣れるどころかむしろひどくなっている。」

 

このような方は

社会不安障害

という症状を疑ってみてください。

 

私は専門でもお医者さんでもないので、あまり深く語れませんが、

個人的解釈かつ、簡単にいうと

「人と接する際に、ひどくストレスや身体的不調を感じたり、不安を覚える」

ことのようです。

 

人前に立つような場面において、

不安や緊張、頭が真っ白になる。などに加え、

・顔の紅潮

・めまい

・頭痛

・吐き気

など様々な身体症状が起きるケースがあるようです。

 

また、これらの不安が徐々に大きくなっていき、

社会とのつながりを断絶せざるを得なくなってしまうなど、

日常生活に支障が出ることも考えられるので・・・

 

もし、皆さんがこのような過剰な反応を感じるようになった際には、

一度専門のクリニック等でご相談してみることをオススメします。

(診断の結果何もなければそれはそれでOKですし、ずっと我慢はNGです)

気持ちの問題とか、そういった精神論ではなく、改善の見込みがあるかもしれません。

 

原因と対策を理解して人前に立ってみる

原因と対策

ということで、人前に立つ際の震えの原因と対策についてご紹介しました。

自分の中での人前あるあるなんですが、

今回の自分のプレゼンがイマイチだったなぁ。と感じて終わった後、

それを聞いていた友人にどうだったか尋ねてみると

 

「いや?全然普通だったし・・良かったよ?」

 

みたいな評価を受けることがあります。

自分でも

「え、アレ?そんなもんなの?」

というような肩透かしというか、そんな感じになるという経験です。

 

どうやら、心理学的にも「ハロー効果」といって、

「人前で話しているだけで立派、すごいっす!」

といったように勝手に評価されやすく、

自分が思っている以上に、相手方が評価しているなんていうこともあるようです。

 

皆さんも、自分では震えながらギリギリやりきったような経験でも、

他者には自分の思っている以上に、スゴいと思われているかもしれませんよ。

 

今回の対策が一部でも、皆さんのお役に立てれば幸いです。

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