クールビズを公務員が着こなすには?【もはや常識】

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クールビズといえば、今や夏季の定番フレーズになりました。

 

これに合わせて各衣料店も通気性の良い半袖シャツやポロシャツを売り出し、

 

一定の経済効果もあらわれているように思います。

 

政策としては成功した方・・

 

ところで、クールビズを打ち出し浸透させたのは国です。

 

国に携わる人々は多くが公務員ですね。

 

しかし、公務員の方々で、クールビズの着こなしに迷いがある方はいませんか?

 

「短パン、ポロシャツ、サンダル等はだめなの?」

「どこまでがラフな格好なの?」

「ノーネクタイなのにジャケット着用?」

などなど。

 

OKラインが分からない

 

 

実はそれらのOKラインは、公務員の職場ごとに異なるのが現状です。

 

ちなみに私自身もこのクールビズのラインを考え、見極めてきました。

また、公務員の友人もクールビズについては悩むところが多いようです。

 

この記事では

 

・クールビズを公務員が着こなす方法

・公務員のオススメクールビズスタイル

・クールビズ期間でもジャケット等は必要なのか

 

について解説していきます。

 

新社会人必見

 

これを知ることで、公務員の皆さんが、

夏季の格好に迷うことがなくなることを期待しています。

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クールビズの由来

クールビズ

深く知るには、まず概要を知らねばということで・・

面倒かもしれませんが、まずはクールビズについてご説明いたします。

 

面倒なら読みとばしても

 

クールビズとはざっくりいいますと

「環境への配慮を意識した国を挙げての夏期衣服軽装化キャンペーン」

 

のようなものです。

期間はおおよそ5月~9月末までを設定しており、特に仕事において

 

「ものすごく暑い中で、わざわざ暑苦しい服装しなくてもよいのでは?」

「だったら軽装化して、その分冷房の温度を抑えましょう」

 

といった流れで国が推奨してきたものです。

ネーミングについては、一般公募で「クール」と「ビジネス」をミックスさせてクールビズ。

いわゆる造語です。

 

公募だったんですね

2005年に始まって,もう10数年になりました。

最近始まったような感覚がありますね。。

 

クールビズ=ノーネクタイ・ノージャケット

ワイシャツ

クールビズといってまず真っ先に思いつくのは「ノーネクタイ」ではないでしょうか。

営業職などなければ「ノージャケット」などもありますね。

 

そこにポロシャツなども加わって、

ビジネスマンといえばスーツという従来の姿から,

多様な形を生み出してきました。

 

また,このクールビズが実施されたことで,

ネクタイを毎日しながら勤務するという煩わしさからも解放されました。

私自身もネクタイを着用しつづけるのは大変でしたし,なにより肩がこります・・。

 

この「ネクタイを着用しなくても良い姿」が広く認知されたことが、

クールビズの効果として非常に大きなものであると私は感じています。

 

公務員のクールビズは意外と難しい

難しい

ここで公務員のクールビズについて話を移していきます。

国が推奨してきたクールビズですが、

公務員がいざクールビズを導入しようと試みると、

意外にも難しさがあります。

 

公務員は国民にサービスを提供する仕事を主としていますが、

接遇の際の服装には日頃から気を付けるよう注意されています。

 

つまり、軽装を推奨されていますが、

軽装ゆえにラフなイメージを与えてしまうのも良くないとされているのです。

国が主導してきたんですが・・

この着崩さずに軽装でいるという所のバランスが難しいところです。

 

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公務員のクールビズの着こなし方

クールビズ着こなし

では、公務員はどのようにクールビズを着こなせば良いのか、解説していきます。

結論からいうと以下の5点をおさえれば間違いないと思われます。

ポイントは

「恰好で相手を不快にさせないよう心掛けること」

です。

 

・カッチリめのポロシャツを着用する

カッチリめというのは、ラインや襟がしっかりと形作られていることを指します。

なるべくキレイな形のポロシャツを選びましょう。

 

形が整っていると自然と清潔感があるように見えます。

逆に形が崩れているとだらしなく見えてしまいます。

 

オシャレという視点では、こなれたゆる生地感も悪くないのですが、

ビジネスの視点だとラインが崩れているのはプラスに働くことはありません。

 

また、洗濯を繰り返していると、いつの間にやら形が崩れていることもありますので、定期的に買い替えるなどして、ポロシャツの形を保つように心がけましょう。

 

・ジャストなサイズを意識する

着用のサイズ感は大きすぎず、ジャストなサイズを選ぶこともポイントです。

というのも、自分に合わないサイズを着ることは、

上記にある形が崩れていることと同義です。

目安として

・ダボダボ

・ゆるゆる

といったような表現の衣服は、公務員の業界において良い印象を生みませんので、

適度なサイズ感の衣服を選ぶようにしましょう。

 

・ボタンダウン襟のシャツを着用する

襟にも様々な種類がありますが、ボタンダウンタイプがノーネクタイ時はおすすめです。

襟がボタンで留まっているもので、大きく開いてしまったり、首周りの型崩れ等を防いでくれ見た目が整います。

 

ボタンダウン以外でも問題ありませんが、襟は固めで崩れにくいものを選ぶようにするのが良いでしょう。

 

・落ち着いたカラーを選ぶ

色彩も非常に大切な要素です。

形が整っていても色が奇抜だと、相手に与える印象は変わりますし、その逆も然りです。

・白

・黒

・紺

などのモノトーンを中心としたカラーを選ぶことで、

落ち着いた印象を与えることができます。

 

逆に

・赤

・黄

・桃

これらのカラーはビジネスでは不適です。

派手さは控え目に

 

・半ズボンやサンダル等はNG

沖縄等の一部地域で、

・アロハシャツ

・半ズボン

・サンダル

等が認められていたようですが、これらは特殊な例です。

一般的にはあまり見られませんので、ご注意ください。

というより着てはいけない部類です。

 

ズボンはスラックスが無難ですし、靴はできればビジネスシューズタイプ。

クロックス等は好ましくありません。

日頃から国民に見られていることを意識し、

ラフすぎる恰好は相手に良い印象を持たれないことを念頭に置いておきましょう。

 

ここまで見るとイメージと違って、

「公務員は窮屈だなぁ・・」

と感じた方もいるのでしょうか。

 

どの仕事でもそうですが、公務員にも楽な仕事はありません。

(詳細はコチラ)

 

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公務員オススメクールビズスタイル

オススメクールビズ

私が考える、公務員のどの場面でも通用する万能クールビズスタイルとしては、

・ボタンダウン襟の白シャツ

・グレー、黒、紺スラックス

・ビジネスシューズ

・場合によってジャケット

です。

 

今は夏用の軽い素材のスーツ等も販売されています。

思ったよりも暑く感じることなく過ごせると思います。

 

ちなみに私がよく利用しているブランドは・・

・ユニクロ

・AOKI

・洋服の青山

このあたりです。

 

カラーバリエーションやデザインも豊富ですし、価格も控え目で高機能です。

何よりビジネスシーンに合わせたものが多いのもポイントです。

THEベーシック

 

ちなみにこれまで着用してきて特に注意を受けたことはないので、

まずまず無難なのではないかと考えられます。

 

また、これ以上に良質かつ高級なものはたくさんありますが、

個人的には、毎日着る仕事服に必要以上の価値を見出せないので、

あまりオススメはしません。

 

ビジネスで必要な場面もありますが、

ハロー効果を狙う時など

 

公務員においてそういった高級感はかえって

逆効果になってしまうこともあります。

 

お財布の事も考え、まずは上記のようばベーシックスタイルで仕事に臨みましょう。

 

併せてノーネクタイではあるものの、TPOに応じて着こなしを考えていくことも大切です。

 

クールビズ期間でもネクタイ・ジャケットは必要?

ネクタイ

時折,真夏であってもネクタイとジャケットを着用している人を見かけます。

一体なぜでしょうか。

 

暑そうです

これは、国としては軽装を推進していますが,ビジネス業界全般でいうと

 

「時と場合に応じて服装は考える」

 

というクールビズ導入前の名残のようなものがあるからです。

絶対というわけではないのですが、暗黙のルールというところです。

 

では、結局どのように判断すれば良いの?

となるわけなんですが、ビジネスマナーうんぬんはさておき,

個人的ポイントとしては

 

「勤務所属においてクールビズをどの程度まで容認しているか」

 

にかかっているかと思います。

 

所属全体もしくは上司からクールビズを積極的に推奨されるのであれば,

それはノーネクタイ・ノージャケットで問題無いでしょう。

 

逆に,上司がネクタイ・ジャケットを着用している場合には、

自分はどのようにすれば良いのか確認してみる必要があるでしょう。

 

会議の場において自分だけ軽装で臨んだものの,

他はカッチリスーツにネクタイ・・

 

結果完全に周りから浮いた存在になってしまう。

などという事もあり得なくはないケースです。

 

国として推奨しておきながら,

そうなってしまうのも何だか奇妙なお話ですが・・

 

それらについては会議の事前連絡等でも、

「当日の服装についてはジャケット着用で~・・」

というように、指示がある場合もあります。

 

私見になってしまいますが、国が推奨してきた完成形はこれで良かったのか、正直疑問に思うこともあります。

一番は環境を意識して始めたことでしょうから、冷房を抑えることが優先。

 

しかし、見た目等にもある程度のフォーマルさは残したい。

という思いから、結局ジャケットを着用する場面が増えており、

日本人のフォーマルの概念を覆せていないように感じています。

 

クールビズを導入しつつも、昔の名残もあるという、

正直こじれている感じが否めません。

蛇足でした

 

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とはいえネクタイスタイルはキマる

クールビズは勤務していても楽ですし,機能的であると思います。

しかしスーツスタイルはやはりビジネスマンらしさがあり、

ビシッとキマって見えますね。

なお、今はネクタイも様々な種類が出ています。

 

・細みのナロータイ

・剣先が水平になっているスクエアタイ

・人気キャラクターとのコラボタイ

・異素材で作られたタイ

など。

 

これらを上手に組み合わせながら,

クールビズ期間中もフォーマルなオシャレを楽しみながら、

仕事をしていくのもアリじゃないでしょうか。

 

公務員がクールビズを着こなすには【まとめ】

・ライン(キレイ目)、サイズ(ジャスト)、色(落ち着いた色合い)を意識

・アロハシャツ、サンダル等カジュアルすぎるのはNG

・ベーシックなスタイルを推奨、高級である必要もなし

・場合によってはジャケット、ネクタイ着用

・服装で相手に不快感を与えないようにする

 

といったところです。

公務員も職種によりますが、基本は営業職同様に、

人と対応する場面が多いと推察します。

 

となると、クールビズといっても華美な服装は控え、

無難な服装が求められるでしょう。

 

相手に与える第一印象で服装は重要な要素です。

ビジネス面で不遇な思いをしないよう、

日頃服装から相手に与える印象については気にかけていきましょう。

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