マルチタスクが苦手でも、仕事では何の問題も無いたった3つの理由

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マルチタスクが苦手

皆さんは日々計画的に仕事を終わらせることができていますか?

 

「同時に降りかかってきてうまく処理できない」

「業務が多すぎて何から手を付けて良いかわからない」

「物事を並行して同時に考えることができない」

 

など思う事はありませんか?

複数の物事を同時にこなすことをマルチタスクといいます。

 

このマルチタスクが苦手だと、仕事で不利と思われがちですが、

本当なのでしょうか?

 

実は、マルチタスクが苦手でも仕事では何の問題もありません。

なぜなら効率性に疑問が残るからです。

 

一体どういうことでしょうか。

 

この記事では

・マルチタスクとはどういう状態か

・マルチタスクが苦手でも問題無い理由

・実際のマルチタスクで処理していた時の体験談

 

について解説しています。

 

この記事を読むことで

・マルチタスクが苦手なことはネガティブ要素ではない

・マルチタスクのデメリットを知る事ができる

・マルチタスク=人によって効率的とも限らない

 

といったように、

マルチタスクが苦手であることに対する不安感を払拭することができます。

 

実際に私は過去にマルチタスクの考え方で働いていました。

運転しながら仕事について考えたり、風呂に入りながら良いアイデアを考えたりと、

日常の生活にも仕事を結び付けていたこともあります。

 

そして、その甲斐あってかそれなりの成果を収めることもできていました。

しかし、ある時マルチタスクのマイナス部分について気づくことになりました。

一体何が・・

それらについて本文で紹介していこうと思います。

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マルチタスクとは?

マルチタスク

マルチタスクとはもともとはコンピューター業界の用語でした。

複数の情報を同時に処理すること指しており、

処理できる数が多いほどパソコンのスペックは高いということはご存じのことかと思います。

 

それをそっくりそのまま人間に当てはめたもので、

一度に多くの案件を同時に処理できることが優秀なビジネスマンである。

ということが何となく言われてきたということです。

 

こういった背景などから一部書籍などでは、

「常にマルチタスクで行動していきましょう。」

というような表現も見られます。

 

確かに、複数同時並行処理ってなんだかデキる人の響きですよね。

かっこええ

マルチタスクが苦手でも仕事に支障ない理由3つ

繰り返しになりますが、マルチタスクが苦手でも仕事では全く問題がありません。

そう考えられる理由が以下にあります。

 

・多くの人の脳がシングルタスク仕様だから

どうやら多くの人の脳の機能としてマルチタスクには対応しておらず、

シングルタスクが適しているというような論文が散見されます。

 

マルチタスク風に仕事していたとしても、

実は瞬間的にスイッチを切り替えてシングルタスクでこなしているだけ。

とも言われています。

 

この説にならうと、

そもそも苦手であるとか、得意であるとかの概念は必要ないということになりますね。

 

・余計な意識を分散させず集中でき、ミスが減るから

マルチタスクは意識を分散させてしまうため、

その分ミスが増えてしまう可能性があると言われています。

 

実際に私もマルチタスクで進めていた頃はミスがあったように思います。

ひとつひとつの仕事が雑になってきてしまうというか、

流れ作業になってしまい、事後処理を振り返ることも少なかったです。

 

最初からシングルタスクで順番にこなしていれば、

ミスの少ない仕事ができることになります。

 

となると、そこまでマルチタスクにこだわる必要は無いと考えますし、

むしろ苦手であることで、シングルタスクに専念できます。

 

・結局集中するとシングルタスクになるから

あまり思考を巡らせない事務的な作業であれば、

マルチタスクで処理していくことで効率的になることもあるでしょう。

 

しかし、じっくりと考えて取り組んでいかなければ内容になると、

マルチタスクは適しているとは言い難いです。

集中しなければならないところでは結局シングルタスクになるということです。

 

例えば、針のような穴に糸を通す作業をしながら、

ご飯を食べるイメージをしてみるとわかりやすいかと思いますが、

どちらか疎かになってしまいませんか?

 

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マルチタスクで働いていた時の実体験

マルチタスクで仕事

ここからは実際に当時マルチタスクで働いていた自分を振り返って、

思ったことを書いていきたいと思います。

 

私の業務のマルチタスク処理目安としては、以下のような様子です。

・常に5,6個。最大10個程度常に抱えながら仕事をしていた。

・何かをしていても、別のことを常に頭に置いていた。

・パソコンは3台用いて、それぞれを関連付けつつ作業をおこなっていた。

 

これらを踏まえて今更ながら感じたことを述べていきます。

 

・脳の疲労が激しい

まず、1日終わった後の疲れがひどかったのを覚えています。

ひたすらにチャンネルをチカチカ切り替えていたので、

脳疲労が溜まっていたのではないかと推察されます。

 

脳疲労は身体的な疲労とは質が違います。

休息をとればすぐに改善されるかというとそうでもなく、

休日は1日中ずっと寝ていなければならない時もありました。

 

また、疲れているために仕事以外のことにチャレンジする意欲が沸かず、

あまり充実した余暇を過ごせていなかった印象があります。

コレは良くない

・ものすごい効率的かというと微妙

マルチタスクで処理していた頃はさぞかし効率的に仕事をこなせていたのかというと、

総合してみると正直微妙なところです。

 

もちろんそれなりには処理できていたのですが、今振り返ってみると「コスパが悪い」です。

高速で終わらしていても、細部に簡単なミスもあって、はじめからやり直したりしたこともありました。

 

結果としてみると、疲労具合に見合った成果とはならなかったと言えます。

 

・シングルタスクはコスパが良い

先ほどマルチタスクはコスパが悪いということを述べましたが、

シングルタスクはコスパが良いですね。不思議なもので1日終わった後の疲労が少ないです。

 

かといって非効率的かというとそうでもありません。

マルチタスクでこなしていたときと比較して、

そこまで大きく差が出ているようなイメージはありません。

 

長期で見ると平均して安定したパフォーマンスを発揮しているように思います。

細く長くいける

 

以上が実際にマルチタスクで仕事をしていた時の感想です。

ちなみに現在は、マルチタスクで同時平行処理するという考えを改め、

なるべくひとつひとつ地道にこなしていく。

というやり方にシフトチェンジしました。

 

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マルチタスクが苦手でも仕事には問題ない理由(まとめ)

ということでまとめますと・・・

・マルチタスクは脳に適していないと言われる

・ひとつの業務に集中する時はマルチタスクは微妙

・シングルタスクの方がミスが少ない

・マルチタスクは脳を酷使するからか、とても疲れる。

 

結論:マルチタスクが苦手でも特に問題なし

 

です。

 

ノープロブレム

私自身マルチタスクからシングルタスクを心がけるようにして、

仕事以外の生活面で充実するようになりました。

 

心に余裕が出ると色々とチャレンジしてみたくなりますし、

それがまた自身の人間性を深めることにつながっていきます。

もし、マルチタスクが苦手でお悩みの方がこの記事を読んでいたら、

安心していただければと思います。

 

さして効率的でもないですし、特に何の問題もないのですから・・

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