オートファジー後の食事と血糖値スパイクの関係性は?【まとめ】

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ご飯(糖質・炭水化物)

最近ファスティングやプチ断食などが、ダイエット等にも取り上げられていますが

それに加え、空腹とオートファジーの関連性についても、色々と述べられています。

 

空腹後の食事には、

「血糖値の急上昇(血糖値スパイク)に注意」

などと言われている方もいらっしゃいます。

 

しかしオートファジーをさせるために空腹は切り離せないので、

空腹後の食事=血糖値スパイクをとても生みやすい環境にあるのでは?

と、考えるようになりました。

 

オートファジー、空腹、血糖値スパイクの関係性はどうなっているのか。

この記事で考えてみたいと思います。

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オートファジーとは?

オートファジーとは、ギリシャ語の

ファジー(食べる)に、

オート(自分)

が組み合わさった造語です。

 

普段、私達は食事から栄養を摂取し、必要なタンパク質を作っています。

しかし、その栄養が長期間入ってこなくなると、そのままでは生きられません。

 

そのため、生きるために今度は体内でタンパク質を作ろうとします。

その際、古くなった細胞内のタンパク質を分解し、新しいタンパク質を作ります。

 

この細胞内の古くなったタンパク質が、新しく作り替えられる仕組み

オートファジー」と言います。

 

また、器官内のミトコンドリアも新しく生まれ変わり、

このミトコンドリアが新しいほど、元気で活力がある状態を保てると

言われています。

 

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空腹=オートファジー

このオートファジーの方法は「空腹」がポイントで

あえて長時間栄養を体に送らないようにすることで

・内臓疲労回復

・生活習慣病の抑制

・肌や体の若返り

・内臓脂肪減少

など、様々なメリットがあると言われています。

 

では、「空腹」のためにはどうするか?

長時間食事を制限する。ということになりますよね。

 

つまり、

「長時間食事を抑制して空腹状態でいることで

体にとって様々なメリットがあるんですよ。」

ということで、食事を減らすことを推奨している方々

もいらっしゃるんです。

 

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血糖値スパイクとは?

さて、オートファジーと空腹の話は一旦置いておきまして、

続いては血糖値のお話です。

(関連性をあらわすために、話が飛んでしまい申し訳ございません)

 

血糖値スパイクとは、血糖値の乱高下です。

 

そもそも血糖値は、ブドウ糖の血中濃度をあらわしています。

普段の食事は分解されていくと、最終的にブドウ糖という形で

血液中に取り込まれていきます。

 

血中にブドウ糖が取り込まれると、今度はインスリンという物質が分泌され、

体のエネルギーとなるよう隅々に働きかけます。

 

この過程で高まっていた血糖値の濃度が、正常の濃度にもどっていく

これが普段私たちの体内でおこなわれている仕組みです。

 

「血糖値スパイク」は

血糖値が急上昇と急降下を起こす状態のことをあらわしていることは

先ほど申し上げたばかりですが、

 

食事を空けてしまうと、枯渇した体に急速に吸収されます。

血糖値が一気にあがってしまうので

慌てて調整しようと、下降も急激になります。

 

血糖値スパイクは何が良くないのかというと

この乱高下によって血管にダメージを与えてしまうということ。

 

これによって

・心筋梗塞

・脳卒中

などの病気のリスクが高くなると考えられています。

 

普段は食事の際に、

・よく噛んでゆっくり食べる

・食べる順番を工夫する(野菜→おかず→ご飯)

※野菜を最初に食べ、血糖値上昇をゆるやかにする

 

これらを意識することで、血糖値スパイクを避けることができるとされています。

 

※なお、この血糖値スパイクという状況そのものは、

通常健康診断で測る血糖値の数値では、なかなか発見されず、

見逃されやすいとされていますので、あわせてご注意ください。

血糖値の乱高下

オートファジー(空腹)後の食事は血糖値スパイク?

先ほどのオートファジーですが、よく推奨されているものとして

 

「16時間程度の食事制限」

 

があります。

 

 

しかも、就寝時間含むとされていますから、多くの人が

・当日昼食べて夜抜いて、翌日朝食べる

・当日夜食べて、翌日朝抜いて昼食べる

の2パターンになるのではないかと推察されます。

 

どちらにせよ空腹期間が長いですよね。

となると、直後の食事は必然的に血糖値スパイクが起きてしまわないのでしょうか?

ここについてはあまり調べても情報がないのですが・・・

 

理論上、おそらく起きますよね。(多分)

 

しかし、この2つに対しての見解を明確に示したものが

現時点では見つけられません。

 

よく研究などでも見られますが、

Aの説とBの説で、一部矛盾している事柄同士があっても、

それぞれお互いに意見を主張しあっている。

 

そんな感じでしょうかね?

 

要するに、それぞれの仕組みから察するに

オートファジーと血糖値スパイク。

この2つの関連性は、これっぽっちも無い。

と断じることは、現時点ではなかなか難しい。

といったところでしょうか。

(とはいえ研究者でも何でも無いので、憶測の域を出ませんが・・)

 

オートファジー後の血糖値スパイクを少しでも防ぐために

先ほど述べた食事の際に、

血糖値スパイクを抑える方法をご紹介しました。

 

野菜から食べて、最後にご飯(炭水化物系)。

 

これはそのまま、オートファジー後の食事にもつかえます。

吸収を少しでも緩やかにし、血糖値の波をゆるやかにしていきましょう。

 

くれぐれも断食後にいきなりあまーい菓子パンなどは食べないように・・。

血糖値スパイクの模範例になってしまいます。

 

ちなみに私も16時間食事制限を実践しておりますが

16時間経過後の食事は

まず始めに手っ取り早く野菜をとるために、青汁を飲んでいます。

 

これに加え、野菜からまず食べるようにしており、

少しでも血糖値の上昇をおさえようと対策しております。

 

まとめ

 

・オートファジーはプチファスティングによる細胞の若返り

・血糖値スパイクは、急激な血糖値の変動で動脈硬化の危険有

・空腹後の栄養摂取は血糖値スパイクが生まれやすい。

・空腹(オートファジー)後の食事と血糖値スパイクの因果関係は

 ゼロとは言えない ※推測

・少しでも血管へのダメージを抑える為に野菜系から摂取し、糖の吸収を緩やかに

 

正直体内の仕組みはまだまだ解明されていないことばかりです。

今後の研究で新たな発見もありますが、まずは今の情報を統合して

最善を尽くしていくしかないと考えます。

 

皆さんも、今ある手段を最大限活用し、健康維持していきましょう。

 

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