世の中には行動力のある人が一定数います。
行動力がある=積極的で明るく幸せな生活を送っている。
そんなイメージがありますが、
そもそも「行動力」とは一体何を指しているのでしょうか?
この記事では
・行動力があるとは何か
・行動力を高める上で大切なこと
これらについてまとめてみました。
お得な人生にお役立てください。
★今回の内容★
「行動力がある」とはどういうこと?
何かの目的に向かって行動することができる力を、
「行動力」といいます。
ということは・・
「お腹が減ってご飯を食べに外にでる」
これも行動力に入るのでしょうか?
広くとらえれば、
それも行動力の1つであるといえるかもしれません。
しかし、仕事や個人の能力として、
行動力があると言えるのは別次元の話です。
例えば、
就職等の面接で、
「私は空腹で外食に行くような行動力があります!」
とは言えないですよね・・
面白い男だから採用!なんて場合も、もしかしたらあるかもしれませんが。。
私が考えるに行動力というのは、
目的や目標に向かって積極的に行動して、
成果を出すことができる力。
という感じかなと思います。
目的や目標を設定するところまでは、
小学校からやってきたことでしょうから、わりと経験済だと思われます。
しかし、それをいざ実現させるためにあれこれと動いて、
成果を残せるようにするとなると、
できる人とそうでない人に分かれてくるところでしょう。
行動力がある人の具体的特徴
・自信がある
まずこれが挙げられると思います。
自信がなければ一歩踏み出す勇気がなかなか出ません。
しかし決して蛮勇であったり過信することではなく、
経験などにより裏付けされた自信があります。
自信が無いと、事前に気持ちにブレーキが掛かってしまい、
行動力を抑制してしまうことになります。
・目的が明確である
何となく漠然とした目標設定をしたところで、
ゆくゆくはうまく立ちいかなくなってしまったり、
中途半端に落ち着いてしまうのがオチです。
行動力がある人は目標を明確にし、
その上で納得のいく最低限のゴールラインを決めている人が多いでしょう。
何の為に今動いているのか?→〇〇だから今動いている。
といった感じです。
・リスクを把握し、全体を見通す力がある
物事を実行に移し成功させるには、
・成功までの計画
・成功にいたるまでの過程
・考えられるリスク
を総合的に判断する必要があります。
全体を見通せる力があれば、あきらかに無茶な目標設定もせず、
ゴールまでが見えていれば、あとはそれに沿って行動していくだけです。
また、自分のリスク許容度内であれば、
臆することなく進んでいけるということです。
・失敗を恐れない・面倒くさがらない
極端な話ですが、
転ぶのを恐れていては歩くこともできないし、
事故を恐れていては自転車にも乗れません。
失敗を極度に恐れてしまうと、
何もできない超保守的な人間になってしまいます。
「ある程度の失敗であれば次に改善すれば良い」
と、捉えるマインドが行動力がある人には備わっています。
また、挑戦することに面倒だと感じることがありません。
それよりもワクワクの方が勝っていることでしょう。
行動力を高める為に大切なこと
・目標設定の段階でメリットやリスクを細かく書きだす
目標に対してのリスクやプロセスを、
細かく考えていくのは非常に大切です。
人によっては、
「計画段階で全体の80%以上が決まってしまう」
と言われるほどです。
何かを始める前に、
これでもかという位にノートなどに書き出してみましょう。
この過程を綿密におこなうことで
・自分が何に気を付ければいいのか
・まずはどのように行動していけばいいのか
などが明確になってきます。
全てが明確になってくると、
不安や失敗に対する恐怖も和らいでくるでしょう。
人は得体のしれないものや、
見えないものに対して恐怖心を抱くものです。
明るい場所で既に丸見えのお化けは、夜ほど怖くないものです。
・スモールステップで成功体験を増やしてみる
まずは身近な部分で比較的達成しやすい目標を設定し、
成果を出すのも良いかと思われます。
たとえば
・自分の体重を10キロ落とす。
・半年で50万円を貯金する
・1年間で資格試験に合格する
など。
自分に状況に沿った目標は、あまり周りに左右されることがありません。
ひたすら自分との闘いでもあります。
始めはこれらをクリアしていくことで、
成果の出し方や自信が身に付いていくのではないでしょうか。
ある程度コツがわかるようになってきたら、
より大きな目標に挑戦してみましょう。
気が付けば、その時点ですでに自分の中の行動力が発揮されているはずです。
・「失敗は成功のもと」という認識で挑戦する
ことわざでよく使われる
「成功は失敗のもと」
という言葉ですが、非常に的を射ているように思います。
失敗をするから次に改善があるわけで、
そうして今に至るまで世界経済や社会全体が成長してきたといえます。
逆に成功だけで生きてきた人はごく少数でしょう。
しかも成功だけで生きていくというのはしんどいものです。
失敗を許さないわけですからね。
というわけで、
失敗という言葉をある程度前向きに捉えることは必要です。
失敗した → これでまた成功に一歩近づいた
と思う位が良いでしょう。
とはいえ、
まずは大きな失敗の前に、小さな失敗を繰り返していき、
それを改良して成功することを経験すると良いかと思います。
行動力があるとは何か?&高める上で大切なこと【まとめ】
というわけでまとめとして、
行動力がある人は・・
・自信がある
・目標が明確
・全体を見渡す力がある
・失敗を恐れず、手間を惜しまない
行動力を高めるために・・
・綿密な目標設定(プロセス・リスク)
・小さな成功体験の積み重ね
・失敗は成功のもとという認識
このようになりました。
なお、これらは基本をおさえただけであって、
必ずしもすべてが当てはまるわけではないと思います。
まずはセオリー通りで、
その後にアレンジを加えて、
ぜひ自分流を生み出してもらえれば幸いです。
行動力がある人は魅力的ですし、
その姿が公私にわたって認められるようになると思いますので、
ぜひいつまでも磨き続けてもらえればと思います。