
一昔前は携帯といえばパカパカ式のいわゆる「ガラケー」が主流でしたが、今はスマートフォンが当たり前の時代になりました。
そんな中でスマホならではの頭を悩ませる出来事があります。
それは、落下等による画面・本体の破損です。
バッキバキになった画面で操作している人を私もたまに見かけます。
というのも昨今のスマホは価格も高騰しており、表面のガラスを修繕するとなると平均で1万円以上の金額がかかります、結構痛い出費ですね。
それを避ける為にほとんどのスマホユーザーは、スマホケースや画面フィルムなどのアクセサリーで破損リスクを防いでいるのが現状でしょう。
ちなみにスマホアクセサリーの売り上げランキングを見ても
1位 ケース
2位 画面フィルム
3位 バッテリー
となっており、いかにユーザーが破損に気をつかっているかがわかります。
スマホ界の新たな救世主?
そんな中、今ひそかに注目されているのが「スマホコーティング」らしいのです。
スマホコーティングとはケースやフィルムの代わりに、本体表面に特殊な液体を塗ることで、相当な硬度を持たせることができるという次世代を見据えた新たな保護アイテムです。
さらに今までについてしまった浅い傷にも液体が埋まって目立たなくなり、指ざわりがよくなったり、画面がよりキレイに見えるようになったりと良い効果がたくさん期待できます。
このスマホコーティングはまだまだユーザーには広まっていないようですが、ケースやフィルムという煩わしさから解放されるということで、じわじわと利用希望者が増えているようなのです。
コーティングの作業はとても簡単で
1.スマホの汚れを落とす
2.専用コーティング液を塗る
3.霧吹きで水をかける
4.ティッシュで水分を拭き取る
という4ステップをおこなうだけで、作業時間としては10~20分で終えてしまうようです。
たったこれだけで、スマホが防弾できるほどの硬度を持ち、うっかり落としても画面が割れる事がなくなります。
耐久性アップだけじゃない「抗菌スマホ」になる?
さらに、このスマホコーティングには耐久性アップのほかにもメリットがあります。
それは「抗菌作用」があるということです。
私たちの生活になくてはならないといっても過言ではなくなりつつあるスマホですが、実はものすごく雑菌が繁殖しており清潔とは程遠いのです。
(お手洗いの便座も比較にならないといわれています)
殺菌・抗菌・消臭などはありとあらゆる商品に使われていますから、そのうちスマートフォンにも当たり前のようにつかわれるようになりそうです。
ただ、現時点で人体に大きな影響はないわけですから、あまりなんでもかんでも菌を排除する必要はないと個人的には思いますが・・
耐久性や価格は?どこでできるのか?
耐久の持続性ですが、フッ素系や有機質コートなどいくつか種類があり
1年から長いものでは5年持つものもある模様。
スマホの買い替えがおおよそ2、3年程度ですから場合によっては1回分のコーティングで済んでしまいそうです。
そして気になる施工場所・価格はどんなものか・・
なんと都内のドン・キホーテでスマホバリアコーティング商品券を購入できるようです。
お値段は片面3000円。
その商品券を持って、コーティングを請け負っている株式会社カーリスに持ち込むことでガラスコーティングをうけられます。
(直接持ち込んでも可能ですが、ドンキホーテ商品券は限定価格でやっているようです)
コーティングの今後の可能性と経済全体への懸念
市場の規模でみるとスマホアクセサリー市場は3000億円程度といわれていますが、コーティング市場全体では2兆円といわれています。
また、すでに欧州では車や時計、貴金属などあらゆるものをコーティングする文化ができています。
日本国内でも、革靴やバッグなどコーティングが導入され始めており、今後ますます需要拡大が期待されています。今後目が離せないところです。
技術の進歩に伴い、次々と新たなビジネススタイルが確立されるのは良いことだと思います。しかしその一方で廃れていくビジネスも存在することも忘れてはいけません。
コーティングについていうと、壊れにくくなるということはアクセサリーが不要となり、修繕や買い替えの必要もなくなるということです。
必要とされなくなった企業は排除されます。
それが結果として経済を縮小させ、全体が冷え込んでしまったりしないのだろうか・・などと考えてしまいます。
そんな素人な考えは余計な心配ですね。。
というわけで興味がある方はスマホバリアを試してみてください。