課長島耕作から学ぶ大人の生き方

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「課長島耕作」とは、1983年に雑誌に掲載され,当時の人々の共感を得て大ヒットした漫画です。

役職名と主人公名がマンガのタイトルです。

過去の作品となってしまいましたが,今でも企業・社会人としてのしきたりなどをここから学ぶことができます。

この作品を読んで私が感じた事をつらつらと書いてみたいと思います。

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課長 島耕作とは(個人的概要)

 

本作品は1980年代前半~1990年至るまでの日本経済の流れや・企業間の競争・企業内部の派閥争いの中で働くサラリーマン島耕作と,その他団塊の世代の様子を中心として描かれたものです。

 

本作品の主人公・島耕作も団塊の世代にあたり、早稲田大学を出て大手電器メーカー「初芝電器産業」に勤務する比較的エリートなサラリーマンです。

 

当時の社風ですから,今で言う「社畜」として奮闘している姿はまさにブラック企業そのものであり,パワハラやセクハラまがいのことだらけです。

 

しかし,そんなことにもめげずに日々の業務をこなし,左遷はもちろんのこと時には上司の陰謀によるリストラの危機にあうこともあります。

 

さらに海外派遣時にはある組織から命を狙われることも・・・

 

 

それをミラクルともいえるようなラッキー具合と,恵まれた仲間をうまくつかって切り抜けていきます。

(探偵や裏に通じる人なども出てきます・・・)

 

自分のポリシーを時には通しながら,時には郷に従いながら・・

結果的には上手く切り抜けていくことで,徐々に昇進していくという泥臭いサクセス?ストーリーです。

 

 

あと,めちゃくちゃ女性にモテます。

 

 

2回言いますが,めっちゃくちゃモテます。

 

 

基本どこに異動したとしても女性が途切れることはありません。

そしてやたらと女性側が積極的な印象をうけます。

 

まぁそこは漫画の世界なので,現実離れしているといえばそうなのかもしれませんが・・。

そんなところも見所のひとつです。

 

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島耕作の生き方

 

彼の仕事での生き方は基本的には正攻法であり,誰かに依存することはありません。

上司にごまをすって昇進のためにどこかの派閥に属したり,自分のポジションを確立させるようなことを嫌っています。

 

派閥に属さないということは出世においては口利きが無いというデメリットもあるが,属した派閥が崩壊してしまう影響をうけることもないというメリットもあります。

何より本人があまり出世欲がありません。

 

その代わり仕事にはポリシーを持って取り組み,成果を残していくことで職場での評価を高めていきます。

また,この時代でありながらも部下に対しては優しく,仕事上においては厳しいことも言いながら育てていくことが出来る理想的な上司です。

 

自分の力を過信せず謙虚でもあります。

例えば元部下が昇進し,同じ立場になって「課長」から「君」付けにされていても

「立場も同等になったのだからそれは当然のことだ」

と部下に言う場面もあります。

 

畑違いの異動先でも,部下の気持ちを理解するためには部下が携わっている事に真剣に向きあう必要があると,努力する姿がみられます。

 

こういった姿勢が部下からの信用を得ることにつながり,女性社員からの人気にもつながているのです。

 

 

しかしプライベートな部分,こと家庭においてはやや問題があり,最初の奥さんとの関係は悪く,子どもが生まれたあと別居。後に離婚します。

子供は奥さんが預かり、お父さんである島耕作は定期的に会うことにしています。

 

さらにその間も彼は様々な女性と時間を過ごしており,日本文化的に素晴らしいとは言えない行動が多々あります。

女性からのお誘いを断れないパターンが多いのですが,本人もまんざらでもなさそうです。

 

つまり自分の感情に素直で正直に生きているのです。

 

仕事というと,どうしても膨大なストレスであるとか,負の部分が先行してしまいがちで

家庭においても全ての家庭が円満に生活しているとはいえない状況です。

 

現に今の日本の大学新卒社会人の3年以内の離職率は約30%。

離婚率については約35%で,年間22万件近くの離婚件数があるそうです。

 

そんななかで,自分の範囲でいきいきと活動している彼の生き方に憧れていたサラリーマンの方も多いのではないでしょうか。

 

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島耕作から学べること

 

・社会における人間関係の大切さ

初芝電産は巨大な企業であり,そこには様々な思惑がうごめいています。

また,顧客や企業間にもお得意様がいて人間関係は切っても切り離せない部分です。

 

そのような中において,上司・部下・顧客とそれぞれ誠実に対応していく島耕作の姿は,今の社会でも重要な部分であるように思います。

 

・綺麗事だけでは回らない清濁合わせた手法

巨大な企業内においても,ライバルを蹴落とそうと罠に陥れようとしてきます。

例え無実であり,誤解であったとしても証拠がねつ造されてしまえば一個人の意見などかき消されてしまいます。

 

島耕作は旧知の友人で探偵をやっている小暮という者がいます。

彼は度々登場しピンチを救うのですが,島耕作の依頼によって裏で暗躍しています。

 

ある時はターゲットの尾行だったり,ある時はヘッドハンティングをする敵対企業社員になりすまして,ゼロから証拠を作り上げるという強者です。

 

これらから言えることは

 

正攻法のみでは自分を守ることはできない

 

ということになります。

やはりある程度グレーゾーンを駆使していかないと,魑魅魍魎がはびこる世界で生き残ることは難しいということを示したものなのでしょう。

 

もちろんそのあたりの加減もほどほどにしておかなければ,やがて自分が痛い目を見ることになります。

 

あくまで漫画として楽しむべし

 

私は個人的にリアリティもあって面白い作品だと思います。

そんな島耕作の生き方に憧れて,彼を模倣しようと思った人もいるでしょう。

 

ただしどんなにリアルに描かれていたとしても漫画です。

フィクションの中で生きている人物を真似たところで,現実でも同じ結果が得られるとは言えません。むしろよく出来すぎています。

 

ちなみに彼は海外勤務の際,車で移動中過激派組織にマシンガンで撃たれますが,友人は亡くなり,自分は生き残りました。

何故生き残ることができたのか?

 

 

・・それは彼が主人公だからです。

 

 

漫画を読んで彼の生き様から得られるものはあるかもしれませんが,全てを模倣した先に,格好いいサラリーマンの姿があるかというと・・疑問です。

 

あくまでこれらは全て漫画の中の出来事であって,島耕作は架空の世界に生きる人間だということを認識しましょう。

 

でもこんな生き方も夢見てみたいですね。

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