
私は仕事をしていく上で大事なのは2点であると思っています。
・実務上の処理能力
・職場の人間関係
逆にいうとこの2点をおさえてしまえば、どの職業でもうまくやっていけるでしょうし、何も怖いものはありません。
ではその2点を高めるためにどのような行動を起こせばよいのか、私の経験を踏まえてお話させていただきます。
実務的な部分はひたすら向き合い体で慣れること
例えば引っ越し業に就職されたのであれば、効率的な荷物の運び方を学ぶために、ひたすら運ぶという作業をするしかありません。
事務系に就職されたのであれば、ひたすら書類を処理していきながら重要な部分やパターンを覚えることです。
このように職種は違えど、まずやることは「経験して体に慣れさせる」ことです。
その道の先輩から助言を受けるにしても、経験が浅い状態と経験を積んだ状態では自分の中に落とし込める量が全然違うのではないでしょうか?
プロ野球選手にどうすればホームランを打てるのか聞いたとして
バットを握ったこともないような素人と野球経験者とでは、質問や会話のレベルが断然違うであろうことは容易に想像がつきますよね。
結局のところ
「なんだ、地道に経験するしかないのか・・」
と思ってしまいがちですが、実はそれが一番の近道であったりします。
人間関係が良好であれば、ほぼ全てが上手くいく
一部の職業では人間関係にそこまで重きを置かない場合もありますが、現代においてはほぼ何らかの形で他者と関わり、コミュニケーションをとる必要が出てくることでしょう。
しかし、そこで上手く関係を築けている人と、そうでない人に分かれる人に分かれてきます。
人間関係が良好である人は仕事も楽しく、やりがいを感じていたり、あるいは出世していたりします。
つまり「人間関係を制する者は仕事を制す」ような状態なわけです。
では、具体的にはどのようなところに気を付けていく事で良好な関係を築けるのか、私の経験も踏まえながらお話させていただきます。
・「自分4割 相手6割」の意識で接していく
組織に属している場合には、自分と他者それぞれの仕事の方針・時間軸などが存在しています。
そこで自分にとって都合の良い意見や、話を持ちかけたところで相手が心から喜んでくれるとか思いません。自分本位な行動は相手に好まれないどころか、不快感を与えてしまうこともあります。
ならば、自分は一歩引いて、相手を立てながら行動していく事で相手は
「この人は自分を優先して動いてくれている」
と思ってもらえるようになり、やがて信頼感につながり今度は自分が困っているときにヘルプをしてくれるようになるでしょう。
実際に私もなるべく他者のことを考え常に動いていくようにしています。
もちろん自分の時間を削って動かなければいけない事もありますので疲れることもありますが、最終的には自分への信頼感となってかえってきますし、私からのお願いなども快く引き受けてくれます。
(そういった配慮に疎い人ももちろんいますが、その人にはこれでもかというほどのアクションを起こします)
結果として仕事が円滑に進むようになっています。
注意するべき点としては
「必要以上にへりくだらないこと」
であるかと思います。あくまで4割は自分の意向も通しつつ、6割はあなたを立てますといったスタンスです。
このバランスを崩すと身心ともにひどく疲れてしまい、やがて嫌になり続かなくなってしまうと思います。
・とにかく相手の話をまずは聞く
例えば相手の言っていることがどう考えても間違っているとします。
その時にあなたはそれを即座に否定するのか
それとも一度受け入れた上で、再考や新たな道を模索するよう促すのか
この対応ひとつにしても相手が受ける印象が変わってきます。
(圧倒的な上位の立場で驚異的なカリスマ性があれば即座に否定しても相手はついてきますが・・)
一度相手の考えを受け入れる器を持ちましょう。もしかしたらその中に何かヒントがみつかることもしれませんし、なにより
この人は話を聞いてくれている=接しやすい人
となり、自然と人が寄ってくるようになるのではないでしょうか。
自分はそんな人間ではありませんが、そういう気持ちで接することで少なくとも話しにくい人とは思われないように努力しています。
悩んでいる人の話を聞く際も、ついついズバリ正論を言って片づけてしまいたくなるところですが(特に対女性に関しては)
実は相手は答えを求めているのではなくて、ただ聞いてもらいたいだけなのかもしれない。
という事を念頭に置いて相談にのってあげることが重要であるような気がします。
このあたりは書籍でも学べるはずです、一度参考にしてみてください。
まとめ
ざっとまとめてみましたが、人間関係改善・仕事の円滑化のためのヒントは見つかったでしょうか?
なかなか即効性のあるものはないですが、基本的に信頼関係は長い時間を掛けて構築するものだと思いますので、あまり見返りなどは意識せずに無理なく気楽にやっていきましょう。
(とにかく色々あって仕事は疲れますね、健康管理は怠らないようにしましょう。