いきなりですが、公務員のプログラミング学習はオススメです。
しかし、プログラミングと一言でいっても無数の種類があります。
「プログラミングって最近のトレンドだけど、どんな感じだろう」
「プログラミング学びたいけど、何をどう学べば良いのだろう」
など、プログラミングが気になっている公務員の方へ。
数ある種類の中でもオススメはズバリ
VBA
です。
いきなり英単語3文字を並べられてもわかりませんよね・・。
とりあえずプログラミングの一種と考えてください。
この記事では
・なぜ公務員にプログラミング学習VBAがオススメなのか
・学んだVBAがどのように活かされるのか
この2つをご紹介します。
ちなみに、この2点は現役公務員の知人に聞いた生の声です。
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
★今回の内容★
公務員のプログラミング学習はオススメ
・各課で融通が利き、重宝される
公務員のPCスキルはそれほど高いものを求められていません。
・word
・excel
・powerpoint
この3つを使えるようであれば、
特に業務において問題はないでしょう。
また、広範囲で統一された支援システム等、
大がかりなものを構築・利用する場合は、
業者に委託してしまいますし、
個人でそれらを開発する必要はありません。
タイピングスキルはそこそこあった方が良いですが、
苦手だからと言って務まらないというわけではない業界です。
しかし、それだけにPCスキルに長けている人も、
多くはありません。
専門性の増すプログラミングとなると、
扱える人は一握りです。
つまり、公務員の立場でプログラミングを学習しておくと、
システム作成、HP更新など、様々な場面で非常に重宝されます。
・同僚よりも頭1つ抜き出ることができ、出世に有利
扱える人間が一握りなのであれば、
個人として引く手あまたです。
そして様々な部署で能力を評価されれば、
自然と出世にも影響してきます。
公務員の世界でも、
部長級の管理職になれるのはほんの一部です。
他の同僚と比較しても一歩前に出ることができ、
上司の評価および将来の出世においても、
有利に働く可能性があります。
・転職等に役立つ
プログラミングは、
これからの時代、非常に必要とされているスキルです。
プログラミングスキルを心得ているかどうかで、
転職において大きな違いが生まれます。
企業等においても好待遇で欲しい人材となるわけです。
また、年収の大幅アップも望めます。
公務員の給与は、
民間企業に準じて良くも悪くも平均的です。
平均を超える年収は望めないということです。
一方、プログラマーで、
年収1000万円超はさほど珍しくありません。
実際、医者や弁護士など高難度の試験等をクリアし、
名乗ることができる職業の年収に
システムエンジニア等の、
プログラミングを利用した業種が食い込んできます。
特に資格を得ずとも高年収を狙える、
夢のあるスキル。
それが
プログラミング
です。
公務員が学ぶプログラミングはVBAがオススメな理由
・Excelは公務員も多用するから
表計算ソフトであるExcelは役所等において、
よくつかわれるそうです。
中でも
・自身のタスク管理
・簡易的な報告物
・各種データ分析
などで利用されるようです。
このExcelとVBAは相性が抜群に良く、
VBAを学ぶことで「マクロ」を扱えるようになり、
より業務を効率的にこなすことが可能になります。
個人がExcelで何かを作成するときは、
データにマクロを組み込むことで、
ボタン1つで同じ作業を何度も繰り返す必要がなくなる等
日頃の定例的な作業がグッと楽になるでしょう。
・制限されず簡単に始められるから
実は他のプログラミング学ぶ際に、
コードを書き込むための専用ソフトが必要だったりします。
扱うためにも、準備が必要になるというわけですね。
しかも、
公務員が業務で使用するPCは貸与されているものの、
多くの制限が掛かっていることが多いです。
自分の好きなものを好きなようにインストールして、
カスタマイズしていくということは事実上不可能です。
しかし、VBAはExcelさえあれば始められます。
Excelは業務の基本中の基本ソフトですから、
公務員の扱うPCにも備わっています。
しかも、職種的にもエクセルの利用場面が多いので、
扱いながら学びを促進させることができます。
少しずつコードを理解していき、
ゆくゆくはExcelを通した複雑なシステムデータを
作成するといったようなことも可能です。
公務員が身につけたプログラミングスキルの活きる場所
内情を聞いた話、
「VBA身につけた方は相当頼りにされる」
らしいです。
公務員の世界は若手からベテランまで勤務していますが、
年功序列の世界なので、
年齢が上がるごとに役職が与えられます。
役職が与えられると、
それに応じて業務の量と責任が増えます。
ところがその仕組みとは反するように、
ベテランは結構パソコン全般が苦手な人が多い
とのこと。
いまだに手書きを貫いている人もいるとか・・・
このような状況ですから、
プログラミングの世界まで踏み込んでいる人は、
稀有な存在で、何かと頼られるようです。
つまり、
公務員がプログラミングや、
VBAを学んで一体どこで活きるか?
というと・・・
業界のそこかしこで活きます。
ということです。
公務員がプログラミングを学んでも知識は無駄にならない
というわけで、
公務員がプログラミングを学びたいと思った時は、
VBAがオススメな理由がお分かりいただけたでしょうか?
「とはいえ、学んでいる最中にVBAもじきに廃れていくのでは?」
と思われた方に安心材料になるといいのですが、
補足させていただきます。
この話は知人の地方公務員情報なので、
間違いはありません・・。
さらに、
この話題
わりと数年前からしています。
ITの進化が著しいこの時代において、
何年も前からこのような話をしているということから、
公務員の業界は、変化が非常にゆるやかであると推察されます。
ですから、この先も急激に変化が起きることは考えにくいです。
仮に今からプログラミングを学ぼうとしている方の、
培ったスキルがすぐに無駄になってしまうことは、
ほぼありません。
せっかくの学ぼうとした気持ちをなくさず、
ぜひとも一歩前に進んでいただきたいです。
またVBAだけでなく、
様々なプログラミング言語を学んでおいて損はないでしょう。
学べばメリットの多いプログラミング。
公務員の皆さんも自身のスキルアップで触れてみてください。