営業電話の断り方はコレで解決!【悩みゼロへ】

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日頃忙しく仕事している間に

 

「年金対策の~・・」

「不動産で節税が~・・」

 

などの営業の電話が掛かってきたことはありませんか?

 

「業務が滞ってしまって困る・・」

「つい相手のペースで長電話になってしまう」

「上手い営業電話の断り方を知りたい」

など色々感じているのではないでしょうか。

 

実は営業電話の断り方はそれほど難しくはありません。

日本人の国民性が営業を断りにくくしているだけです。

 

この記事では

・営業電話の上手な断り方

・営業電話を掛けてくる人の心理

・営業電話実体験

について解説しています。

 

この記事を読むことで

・日々の営業電話に困らなくなる

・余計な時間を取られずに業務に専念できる

・場合によって優位な条件を引き出すことができる

 

など日々の業務に役立ちます。

ちなみに私は1ケ月に1、2回は営業電話に対応しています。

おかげで?電話を受けた瞬間に営業かどうか判断できるようになりました。

 

皆さんも不要な電話対応に時間を取られないよう、この記事を参考にしてみてください。

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営業電話の上手な断り方・・の前に【要注意】

営業電話

まず上手な営業電話の断り方の前に、注意するポイントがあります。以下の2点です

・相手が営業かどうかを見極める

そもそも本当に用事があって電話を掛けてきているのか、

営業電話なのかどうかを見極める必要があります。

これが当たり前のようで結構難しいと感じています。

 

なぜなら営業電話であるならばこちらのペースで対応していかなければならないのですが、

営業電話でない場合は、その対応が失礼だと感じる方もいるからです。

企業の評判を落としてしまう可能性にもつながります。

 

慣れてくればある程度判断ができますが、

不慣れな内は慎重に用件を尋ね、対応していきましょう。

 

・営業で電話といえど無礼な対応は禁物

営業電話と分かれば、アポ無しということもあり、お断りの旨を伝えることも多いです。

だからといってぞんざいに扱うことは得策ではありません。

 

なぜなら、まず掛けてきている相手も人間だということ。

どこでどのような関係性につながるかわかりませんし、悪質な場合は業務妨害の恐れもあります。

 

実際に、私はお断りした営業が真っ当な企業ではなかったようで、

悪質な業務妨害として、非通知の無言電話をひたすら掛けられたことがあります。

非通知でしたがほぼ確定です

 

結果として非通知拒否設定で対応しましたが、

初めの頃は何があったのだろうと困惑しました。

 

そのような不要なトラブルをなるべく避けるためにも、

丁寧にお断りをしていくことをオススメします。

 

営業電話の上手な断り方

事前の注意をおさえた上で、上手な断り方を解説していきます。

ポイントは以下の通りです。

 

・焦らずに間を置いて対応する

相手は毎日何百件もあらゆるところに営業電話を掛けているプロフェッショナルです。

こちらの動揺は敏感に察知し、

 

「この人はグイグイ押せそうだな」

 

と感じれば、すかさず詰めてきます。

 

心の中では慌ててしまっていても、表には出さず冷静に対応するよう心がけましょう。

返答に困るようであれば、あえて間を置いてしまうのも良い方法です。

 

「アレ、何かまずいことに触れてしまったかな・・」

 

と、逆に相手をハラハラさせる効果もあります。

実際に使ったこともあります

 

・あいまいや中途半端な対応をしない

あいまいなお断り返事例として

「大丈夫です」

というフレーズがよく使われますが、これがNGです。

日本人らしい断り方なんですが、向こうは対策済みです。

 

「じゃあOKですね?」

というように話を持っていこうとするでしょう。

そうならないためにも

「いいえ、結構です」

「お断りします」

と明確な表現が必要です。

 

また、不必要に

「そうですね~・・」

と中途半端なスタンスでいることも良くありません。

 

会話が続いてしまいますし、

そもそも、その間自身の業務が止まっています。

きっぱりと無理であるという姿勢を見せ続けることが重要です。

 

・丁寧に話を遮っていく

相手はグイグイ怒涛のトークで攻めてくることもあるでしょう。

余地を与えずそうするように、教育を受けてきています。

マシンガントーク

ですので、いったん話を遮る必要があります。

「お話し中、申し訳ありません。」

 

で、遮った後に、すぐさま

「その件についてはお断りいたします」

「ご期待に沿えません。失礼します」

 

というように一度強引にコチラのペースに持っていきましょう。

そこで、申し訳ないと感じる必要はありません。

 

なぜなら、向こうはその申し訳ないと感じる気持ちを利用するように訓練を受けています。

仕事ですし、コチラが思っているほどさほど気にしていないのです。

 

・お急ぎですか?折り返しますか?と逆に問いかける

営業電話は急ぎではありませんし、折り返し連絡してもらうものでもありません。

そもそも営業される側が、折り返しの連絡をするというのは大変失礼な行為です。

 

わざわざ多忙な中こちらから折り返し連絡して、

それが営業の内容だったとして、果たしてその商談が成立するでしょうか?

失礼なだけ

 

なので、それをわかっている業者側はそこで会話が終了します。

再度日を改めるなどして、連絡してくる可能性はありますが、

「(担当)は不在です。お急ぎでしたら折り返しますがいかがでしょうか」

 

と問いかけることで、

「いえ、また今度~・・」

と、その場面は一旦終了となるでしょう。

 

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営業電話を掛ける側はこう考えている!

電話対応

ところで、営業電話を掛ける側はどのようなことを考えて皆さんに連絡をしているのでしょうか?

結論を言うと、

マニュアルに沿ってほぼ、機械的に連絡をしているだけです。

無心・・

そもそも最初のとっかかりの部分にそこまで力を入れていません。

力を入れるのは、聞き手が興味があって話が本格的になってから。

 

場合によっては、電話のアポ取りと後日の面談では役割分担がされており、

別人であることすらあります。実際そんなものです。

 

さらには1日に掛けている電話の本数も凄まじいでしょう。

数百本は掛けているのではないでしょうか。

 

営業は断られることは前提にあります。

断られることが当たり前の中にあって、そこに対するショックや抵抗感はさほどありません。

また、そんな電話の中の1本1本に、そこまで深く思考を巡らせている暇はありません。

 

繰り返しになりますが、

営業電話は断られるのは当たり前。

機械的に何百本も掛けている中の1本に、皆さんの営業電話があるということです。

 

実際にあった営業電話【実体験】

ここからは実際に私が体験した営業電話の話です。

完全に蛇足なので、ご了承ください。

 

いつも営業電話は突然かかってきます。

 

「××の▲▲ですけど(聞いたことの無い会社と担当)」

「○○さんいらっしゃいますか?」

 

どうやらどこからか名簿を入手しているらしいのと、

一番最初に応対した人の名前を記録したりしているようで、実在する人物名を挙げてきます。

(既に退社している名前もよく挙がります)

 

私も最初に受けた際所属と名前を言うので,そこから広まったのかもしれませんね。

 

(代わってもらって)

「ハイ,○○(私)です」

 

「○○さんですか?私ドコドコの誰々という者(知らない)でして」

将来の収入の対策として不動産のご紹介を・・(以下略)」

 

・・・。

 

もはや何度も受けている私にとってはお決まりのフレーズ。

 

ここで不動産業者の営業についてご説明すると,

大抵のサラリーマンは不動産といって思いつくのは・・

「マイホーム」です。

今でこそ若干不動産投資が知られてきてはいますが,

実際に購入していたり,多少掘り下げて学んでいる人などは少数派です。

 

営業電話を掛けてくる方々はそういった知識が浅い人をターゲットにしており、

何も知らないままに話を進めてしまうと,痛い目に合ってしまうこともあります。

 

甘い言葉に注意

 

しかし,それだけに不安や怖いイメージもありますから,お断りする人も非常に多いです。

ただそれでも一部の人には話を聞いてもらえるチャンスがあるので,

ひたすら電話営業を仕掛けているのです。

 

さて,話を戻しまして、

私は多少なりとも不動産についての知識はあります。

実際に何室か購入をしているので,ある程度の耐性は付いているといいますか・・。

(詳細はコチラ)

 

正直,対応されると厄介な人間だと思います。

 

当初そんなことを知らない営業さんは,

ありきたりのセールストークを長い時間掛けて語ろうとしてきます。

 

この時の粘りはスゴいです.

電話を切らせまいとマシンガンのように話し続けます。

 

それでもって結局なんだかんだで推してくるのは

 

「都内新築ワンルームマンション」

 

です。

 

しかし残念ながら,勤務中の私にそんな話を長々と聞いている暇はありません。

ただ,それでもチャンスはどこに転がっているかは分かりません。

 

私は単刀直入に

「私の中での条件さえ整っていれば,購入する意欲はあります。」

「ローンが通った上で,実質利回りが15%以上出るものであればお話を聞きます」

 

と答えます。

 

すると

 

「ハイ・・えーと・・そうですねぇ・・。」

 

と大抵ここで営業さんの勢いが急速に落ちてしまいます。

 

なぜなら今のご時世、都内でそんな利回りは,ほぼ無いに等しいからです。

こういった類の新築ワンルームだと,2~4%?くらいが妥当でしょうか

 

あってもそんな物件は紹介されない

仮にあったとしても,新築ワンルームマンションを推してくるような不動産業者では無理です。

そんな業者のもとに入るレベルの情報ではないと思っているからです。

 

ただ,もしそんな情報があるなら話を聞きますし,本当に購入する気はあります。

ここで営業終了してしまうのがほとんどなのですが,ごくたまに

 

「わかりました!その条件に見合うものを探してご提案します!」

 

という熱意ある方もいるので,じゃあ・・と連絡先を聞いてその場は終了。

気が向くようであれば連絡をいれることがありますし、

勤務終了後に話を詳しく聞かせてもらう時もあります。

 

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話を聞いてみると意外に普通な方もいる

営業

その後、話を聞かせてもらいました。

・とても良い条件での提案ができる

・ご自分の生活圏で時間をとってくれれば何時でも向かう。

というガムシャラな熱意を受けたので,

その気持ちを買って、お会いすることにしました。

逆に怖い

その際に

 

「上司も同行してよろしいですか?」

 

と言われ,2対1でお会いすることに。

 

この上司同行スタイルは,私の中ではよく見るスタイルで、

・最初の営業は若い衆

・契約に繋げる時はベテラン上司セット

という構図で話を聞くことが多いです。

 

まぁ今回もそのスタイルか・・

といった感じで話を伺います。

 

さてさて,数々のお客を手玉にとってきて,どんな悪そうな顔をしているのかな?

勝手なイメージ・・

とお会いしてみると・・

 

「普通。いや,むしろ若干気が弱そう・・」

 

意外にそんな感じです。

実は私がお会いした方々は,見るからに気合いの入った方よりも,

優しそうな方のほうが多いです。

 

ただ,いくつもの交渉事をまとめてきたのでしょうからさすがにトークは上手で、

いくつか私の希望に限りなく沿った物件情報を持ってきてくれたようでした。

 

んー・・頑張って探してきているのはわかるんですが・・

やはり自分の希望には達していませんでした。

 

そもそも無理めの条件を提示しているので・・

さほど期待してはいなかったのですが・・。

というわけで丁重にお断りします。

 

ただ今後も良い情報があればお会いする旨をお伝えして,チャンスを待っています。

なにより「買う姿勢」はガッツリ見せているので、

 

「この人は買う気があるお客さんだな」

 

といった本気具合を見ていただけると,結構良い提案をしてくれることもあります。

そういった場合には再度お会いすることもあります。

その頃には私自身の属性もよく知れているので,話が早いです。

 

なんだかんだで私の状況を分かってくれている上で,

ベストな提案をしてくれる業者さんは、

結果的に良い投資物件を運んできてくれる良い業者さんとなる気がします。

 

しかしこれは知識があるから判断できることです。

営業担当が良いか悪いかの判断は、

結局自分の知識で判断していくしかないということになります。

 

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営業が悪質かどうかは自分次第でもある

今回は不動産の体験をお話しましたが、

売りたいだけの物件を低利回りで掴まされれば,

その営業は買った人によっては「悪質」に見えるかもしれません。

 

ただ,多少なりとも知識があればよほどデタラメな物件を購入することはなく,

場合によっては親身になって対応してくれる場合もあります。

 

よって,一概に営業電話からの業者が悪質とも限らないのかな・・

というのが私の見解です。

意外

 

もちろん,中には電話応対の段階で横柄で,

全く社員教育が出来ていないイケイケの人が掛けてくることもあります。

 

でも,そんな人ははじめから相手にしなければいい話です。

 

逆に言うとコチラは非常に優位な立場でもあります。

言いたいことだけ言ってみて,自分の中でそれがダメなら話はそれまでですし,

話に乗ってもらいたいと思っていれば、あちらも優良な条件を提示してきます。

 

一生懸命自分のビジョンに寄り添ってくれる業者がオススメですね。

 

営業電話の断り方【まとめ】

断る

というわけで、大きくはみ出してしまいましたが、

以下が営業電話のの上手な断り方のまとめになります。

 

・営業電話は最初は慎重に対応し、的確な返答で対処する。

・会話のペースは常にこちらに。話を折っても問題なし。

・もし、それでも興味があれば話を受けてみるのもアリ。

・相手は断られることが前提で電話しているので、断ることに気後れしないこと。

・断る際に曖昧な態度はNG。つけこまれることも。

・自分に優位な条件を引き出す良いきっかけと捉えてみる。

 

以上になります。

素人をカモにした悪質業者がいるのも事実です。

判断できる最低限の力を備えた上で話を聞いてみたら・・

意外な方向性に話が進むかもしれませんね。

 

この記事が何かひとつでも参考になれば幸いです。

 

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