2019年あたりからコロナウイルスによる外出自粛の影響もあって
キャンプブームが過熱しています。
また、キャンパーの中には
「キャンプの醍醐味は冬!」
という人もいます。
しかし冬は・・
とにかく寒いです。
せっかくのキャンプも寒さに耐えていては単に辛いだけです・・。
その寒さに対応するために、電源付きサイトというものを設けているキャンプ場もありますが、
冬は人気で予約がなかなか取れなかったりしませんか?
しかし、電源付きサイトでなくても冬のキャンプは乗り切れます。
この記事では
暖房器具を用いたいところだが、電源が無しサイトではどのようにすればよいか。
そのあたりを私の経験を交えてお伝えしていきたいと思います。
この記事を参考に、快適な冬キャンプを楽しんでもらえればと思います。
キャンプも快適に過ごせれば、格安で日常では味わえない体験ができるお得な旅行です。
★今回の内容★
冬キャン電源無しサイトではポータブル電源一択
そもそもキャンプ未経験の方は意外と思われるかもしれませんが、
キャンプ場には電源があるところと無いところがあります。
キャンプ場予約の際に、電源付きサイトとか出てくるのは所定の敷地内にコンセントが設けられているサイトです。
値段は電源無しサイトより高いですが、冬キャンプの大きな味方です。
ただ、この電源付きサイト。
キャンプ場によっては全てのエリアに備え付けられていない場合があります。
あるいは、予算の都合で使えなかったり・・・。
また、冬は人気ですでに予約がいっぱいだったり・・
なので、やむを得ず電源無しサイトを選択する場合もあるでしょう。
でも真冬は本当に寒いです。
特に夜は防寒無しだと地獄と化します。
そんな地獄のキャンプを避けるために、電源無しサイトではポータブル電源を利用することをおススメします。
ポータブル電源というのは、充電池。要するにどでかいバッテリーです。
このバッテリーを持ち運ぶことで、
スマホ、パソコン、クーラー、ヒーター類
などの充電および使用することができます。
災害時の臨時的な電源確保など、防災目的で購入されている方もいますが、キャンプ場での利用目的で購入される方もいます。
電源無しサイトで快適なキャンプを目指すならそろえるべきグッズといえます。
しつこいようですが、真冬にはぜひともお勧めしたいアイテムです。
なぜなら寒すぎるからです・・
冬キャンプ用でポータブル電源購入の際の注意
アマゾンなどで検索するとすぐに出てくるポータブル電源ですが
スペックも価格も幅がとても広いです。
安いものであれば20000円~ありますが
高いものであれば100000円オーバーも・・
なぜここまで価格差があるかというと、
・充電量
・出力
・機能
大きくいうとこのあたりが要因になります。
何を買うかはTPOで変わってくると思いますので、ここでは注意点をお伝えします。
- 実際に使用できる電力を確認
ポータブル電源内の電力には、電源本体の温度調整(発熱や冷却ファン)・操作時の消費も含まれているために、100%外部出力につかえるというものではありません。
なので
「どの程度機能維持に電力が消費されているか。」
「実際に使用できる電力がどの程度なのか。」
購入する際は要チェックです。
実際に使用できる電力は8割程度が優秀といわれておりますが、中には6割程度におさまってしまったりする製品もありますので、ご注意ください。
- 周波数と出力波形に注意
ポータブル電源を買えば何でも家電製品がつかえると思ったら、そうはいかないようです。
まずは周波数についてですが
家庭用コンセントの周波数は50ヘルツと60ヘルツの2種存在し、どちらか一方がOKでもう一方がNGみたいなこともあり得ます。
つまり、「両方の周波数対応のものを買いましょう。」ということです。
次に出力波形についてです。
難しいことは私もよくわかりませんが、
正弦波(せいげんは)
矩形波(くけいは)
という2つがあり、正弦波が精密機械を含めると利用に適していて、場合によっては矩形波のものを使用すると、最悪故障してしまうということです。
「じゃ、正弦波の製品一択では?」
その通りなのですが、ここでコスト面が関係してきます。
正弦波の製品は高い
矩形波の製品は安い
ということです。
中には疑似的に正弦波をつくるような製品もあるようなんですが、、、価格は中間といったところでしょうか。
やはり用途に合わせて選択していく必要がありそうです。
- 定格出力をチェック
定格出力は家電の消費電力に合わせたものでなくてはなりません。
コンパクトで安価なものほど定格出力が低かったりするんですが、
個人的には500w以上のものをおススメしたいです。
特に冬キャンプで利用する場合
ミニストーブだけでも400w~
ホットカーペットだと600w~
この程度必要になってきますので、これより定格出力が低いと機能しません。
つまり極寒修行キャンプが待っていることになります。
これも電源の価格が高いほど出力が上がるので、お財布と相談してください。
結局冬キャンプオススメのポータブル電源は?
上記の諸々の問題を解消するべく私が探したポータブル電源は
EcoFlow RIVERエコフローリバー
通常価格 ¥39,600
でした。メリットとしては・・
・定格出力600W ACコンセントx3口、容量288Wh
純正弦波で安心
・1時間以内でゼロから80%へ充電
なんだかすごいテクノロジーで実現可能
・80%の家電製品に対応
なんだかすごいテクノロジーで定格出力の調整が可能
・容量カスタマイズ
エクストラバッテリーで576whまで容量を増やせる。
(ただ、それなら最初から1グレード上のものを買ったほうが良いかもしれない)
定格出力調整機能はありがたいところですが、その分機能もおさえられている模様です。
たとえば
本来 500w
調整 250w
本来の2分の1に調整されたとすると、本来の機能もその分ダウンするということです。
なお、こちらの商品は季節によってセールを行います。そのタイミングで購入するのがオススメです。
これ以外にも様々な種類が販売されていますので、ご自身でも色々探してみてください。
冬キャンプ電源無しサイト利用時はポータブル電源を
というわけで、
電源無しサイトでの冬キャンプはポータブル電源を持参する。
に尽きます。
特に日が暮れてからが本番で、焚火だけでなんとかなると私も思っていたら大誤算でした。
ヒートテック重ね着に、ホッカイロなんかも足裏に貼ったりしていたんですが、
貼り忘れたのではないかと思うくらい冷えます。
(ホッカイロって寒すぎると機能しなくなるとかいう話もあるようなのでそれが原因なのか)
ポータブル電源を用いればそのような不安も少しは解消されるのではないでしょうか。
ストーブや電気毛布をつかって快適なキャンプをお過ごしください。