【これで不安解消】職業人としての心構えで全ては好転する

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春は環境が大きく変化する時期です。

特に学生を卒業した若者は、新入社員としての第一歩を踏み出して、

少しでも早く仕事に慣れようと必死で働いている姿が、私には印象的です。

 

新社会人は、学生時代に鍛えてきた能力が試されるわけですが

 

「もうすでにやれる気がしない・・」

「自分にはむいてないかも・・」

 

といったネガティブな思考が出てきたり

 

「仕事を通してさらに成長したい」

「組織のなかで活躍し、認められたい」

 

などと向上心が沸いてきたり、

人それぞれ色々と思うことはないでしょうか?

 

実は職業人としての心構えと、

ちょっとした行動を意識することでこれらの思いは解消されます。

 

なぜなら、職業人としての本質的な部分は共通しているからです。

私は、かれこれ同じ職業で15年以上働いてきた

「そこそこのサラリーマン」です。

 

そこそこって・・

この記事では、職業人として働くことの心構えをご紹介します。

これを知ることで、社会に出る不安が少しは解消されることと思います。

 

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社会人?職業人?違いはなにか

 

ところで、

「社会人」「職業人」

 

この2つのフレーズは一体何が違うのでしょう?

 

これについて、ズバリ申し上げると・・・

 

社会人とは、

これまで家庭や学校によって守られてきた世界を飛び出して、

社会で自立した生活を送る人のことをあらわし、

親の手から離れようやく一人前になったという意味をもちます。

 

職業人とは、

自分の仕事を通して社会的に参画する人をあらわしています。

 

つまり就職した段階で「職業人」となるとともに、

給料をもらって経済的に自立すれば「社会人」にもなるということですね。

 

ほぼ両方なるということ
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職業人としての心構え

まず、職業人としての心構えについては以下の4点になります。

 

・自分だけでなく他を意識して働く

これは基本中の基本とも言えることです。

自分中心な考えは、社会に出てからは改めましょう。

 

なぜかというと、多くの方によってこの世の中は循環しています。

そこには私たちでは計り知れないバランスが存在しているのです。

 

そこに自分本位な考えや行動を入れようとしても、

自然と弾かれていくという不思議な仕組みで成り立っています。

 

職業人として失敗したくないのであれば、

常に周囲を意識した働き方を模索していきましょう。

 

・先輩から学ぶ

先輩から学ぶことは非常に多いです。

それは、成功だけでなく、失敗も知っているからです。

 

「入社して数か月で何年も務めている先輩を追い越した」

そう思ってしまう新入社員をよく見かけます。

 

仕事を処理する速さだけで、追い越したと思わぬよう、

しっかりと先輩の姿を目に焼き付けてください。

 

いぶし銀の輝きが見えることがありますよ。

 

・後輩を侮らない

先輩に続いて後輩から学ぶことも多いです。

むしろ後輩だからこその学ぶ機会が生まれます。

それは何かというと「教える」ことです。

 

基本後輩に対しては指導していく立場になると思いますが、

人に物を教えるときは自分はそれ以上に知っていなければなりません。

 

つまり、努力して今以上の知識を身に着ける必要があるということです。

後輩の指導を面倒がらずに、

自分の研修と捉えて丁寧に接していきましょう。

 

・同僚とは切磋琢磨する関係に

最後に同僚とは、お互いを高めあえるような関係をつくりましょう。

時には悩みを共有したり、仕事に対する価値観を話し合ったり・・

 

何もプライベートで常に遊ぶ必要はありません。

お互いの職業に対するプライドを磨き上げていけるような、

関係性をつくっていくことが、職業人として大切なことです。

 

一人ではモチベーションが維持できなくとも、

複数人であれば乗り越えられる事案も多々あるはずです。

 

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職業人として成長するために

では、職業人としての心構えを持ったうえで成長していくためには、

どうすれば良いのか、以下にまとめてみました。

 

・積極的に役職を引き受ける

よく社会で使われる言葉として

 

「立場が人を作る(育てる)」

 

というものがあります。

 

具体的にどういうことかというと、

「ある立場に自分がなったとき、

その立場に応じたふるまいをしなければならず、

その中で自身の成長がはかられる。」

というわけです。

 

例えば、学生時代はいたずら好きで、

しょっちゅうふざけていたような人が、

就職して警察官になったとして・・・

同じようなスタンスでいられるでしょうか?

 

公務員として一般の方以上に高い倫理観を求められ、

言動も必然的に変わってくるでしょう。

すると学生時代には意識していなかった部分を,

自分自身で深く考えたり、

あるいは他者から学ぶことで成長につながるわけです。

 

何かしらの役を引き受けることでも同じことが言えます。

人を動かすことの難しさや、

自分がみえていなかった新たな発見が、

自分を成長させてくれることでしょう。

 

例え大きな役でなくても率先して引き受けることが、

自分を高めることができるポイントでもあるので、

余裕があればオススメしたいところです。

〇〇長的な

・専門知識を身に着ける

職業人としてまだまだ経験は浅くとも、知識をつけておけば、

いざ実践の際にも成長の度合いが変わってくるでしょう。

・先輩方に聞く

・ビジネス書や専門書を読む

など、常に知識を身につけることも忘れないでください。

 

最近では動画でも、情報を仕入れることができます。

様々なツールを活用して、自分を高めていきましょう。

 

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職業人として活躍するためには?

必要なスキルは様々ですが、

特に大事なものは、

「コミュニケーション」です。

企業という組織はひとりひとりの成果によって成り立っています。

 

自分1人の能力でできることには限りがありますし、

1つの部署でできることにも限りがあります。

 

人と人、組織と組織が協力し、

大きな成果をあげるためにはコミュニケーションが必要不可欠になります。

 

コミュニケーション能力が長けている人は、

実務が多少苦手であってもドンドン出世していきます。

社会ってそんなものです。

 

なのでまずはここを徹底して鍛えあげていくと、

良い結果を残しやすいといえます。

 

コミュニケーションについてはコチラで色々語っています。↓


 

それと他人の陰口・噂話はひかえるようにしましょう。

 

「壁に耳あり障子に目あり」

 

という昔からのことわざがあるように

秘密は漏れやすく、どこで誰が聞いているかわからないものです。

 

特に油断しがちな仕事上がりのお店で一杯でも、

どこからどう変化して話がつながっていくかわかりませんから、

発言には注意しておくとよいでしょう。

 

また、日頃から何事に対しても考えを深めるクセをつけておくようにしてください。

 

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職業人として充実していくためには

 

仕事にも慣れ、定例的な業務を退屈だと感じてしまっている人には、

以下の行動を試してもらいたいです。

 

・知識を広げる・深める

自分の知らないことは、

それ自体が存在していることにすら気づいていない可能性があります。

 

また、基本的に人は自分の培ってきた領域内でしか判断ができません。

領域外の案件となると、面食らってしまったり、

途端に不安で慎重になったりするものです。

 

となれば自分の知識を広げ、深めていくほかありません。

それによって、いざというときに的確な判断がくだせるようになります。

 

・常に新しい行動を心がける

 

「へ~なるほどね~・・」

 

って思うことや、知らない事を新しく知ると楽しいですよね。

ゲームとかでも新しい街に到着した時ワクワクしませんか?

 

このように脳は新しい刺激を欲しています。

新しい体験がドーパミンという脳内物質を発生させ、

意欲を高めたり、活性化させる事があるという研究結果も実際に出ております。

 

「同じ日常の繰り返しにならない」よう工夫してみてください。

 

「とはいえ、新しいことを始める時間なんてない・・」

忙しいと厳しい

 

そのような方もいらっしゃることでしょう。

そんな場合は、日常の中で少し変化を加える程度でも効果があるようです。

 

・いつもの動作で利き腕とは逆の腕を使ってみる

・朝の通勤時のルートを変えてみる

 

など環境を少しだけ変えてみてはいかがでしょうか。

 

・変化を受け入れ楽しむ

世の中は常に変化しています。企業もその変化の中で働いています。

そうなると個人にも変化をもとめてくるでしょう。

 

その時どのように対応するかが皆さんのテーマではないでしょうか。

「変化に対抗する」のか

「変化に流される」のか

「変化を理解し先取る」のか・・

 

変化自体を止めることは不可能といっても過言ではありません。

企業の変化を拒むということは世の中の変化を拒むことと同じで、

社会から取り残されてしまう危険性があります。

 

それよりも変化を柔軟に受け入れ、理解し、楽しんでもらう方が、

充実した働き方ができるのではないでしょうか?

 

そもそも私たちの祖先も四足から二足歩行となり、

言語を生み出し、道具を開発するなどして今の豊かな生活を築いてきました。

 

変化なくしては成長もないのです。

 

職業人としてさらなる高みを目指すために

職業人としてある程度の活躍が望めたとしても、

満足することなくさらなる高みを目指していきたいものです。

 

先日、ビジネスにおいて幅広く活躍している方とお話をする機会がありました。

よく聞いてみると、以下のような部分に意識をむけているようです。

 

・長期目標を立てる

「〇年後には自分はどうなっていたいのか?」

これを設定した上で、自分の行動を見つめていきましょう。

 

常に振り返り、自分の目標に向かって前進していくことが目標達成につながります。

 

・自分の長所・短所を理解する

自分の得意なところはフルで力を発揮しましょう。

逆に苦手なところは人に協力してもらい処理しましょう。

 

適材適所という言葉があるように、

各自が力を発揮できる分野で活躍することでより良い結果が期待できます。

肉のことは肉屋、野菜のことは八百屋に取り扱ってもらえばよいのです。

専門性の話

・リーダーシップとマネジメント力を磨く

コミュニケーションの話につながるのですが、

何事も周囲を巻き込むことが出来れば百人力です。

 

日頃から鍛えたコミュニケーションとマネジメント能力をつかって、

周囲の力を借りることができれば、

職業人として十分な成果を残すことができるでしょう。

 

・視点の取り方を考える

たとえば白と黒が左右半分ずつ色塗られたボールがあるとします。

 

Aさんは右から見る。

Bさんは左から見る。

 

すると同じボールなのにそれぞれ見え方が違うことになります。

 

これは人の考え方も同じで、

人それぞれポジションによって、とらえ方は変わってくるものなんですね。

 

ここで

「ボールの色が白・黒どちらが正しいのか?」

を議論することは、意味がありません。

 

大事なのは

「お互いがこの色をどう表現するのが理想的で、かつ納得のできるものなのか」

です。

それが日本的

一方的な立場で意見を押し付け、

摩擦が生じることがないようにするためにも、

ありとあらゆる視点で思考を巡らせてみましょう。

 

職業人としての心構えが派生して好転していく

このように職業人としての心構えが基本となって派生し、

次々と自分を好転させるきっかけが生まれていきます。

気が付いたら、不安も消え、新たな自分がそこにいるかもしれません。

 

また、職業人として蓄積された知識や経験もアップデートを重ねれば、

さらなる成長・活躍が見込め、生活の充実にもつながっていくことでしょう。

 

石の上にも三年です。

冷たい石の上でも、3年座れば温まってくる。

というもののたとえで、

3年間は頑張ってもらいたいという思いがこめられています。

 

さらに、ある程度のレベルに達するためには、

10000時間が必要といわれています。

1日=5時間30分を5年間続ければ10000時間到達です。

 

心が折れかけた人は、すべてを出し切りましたか?

自分でやれるべきことがまだ残っているようであれば、

すべてチャレンジし終えた後に、

新たな道を考えてみても良いのではないでしょうか。

 

その世界の最前線で活躍し、充実した生活を送れるようまずはトライしてみましょう。

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