節約の限界とは、節約しても収支バランスが改善しなくなる状況を指し、
生活必需品や固定費が増えたり、収入が減ったりした場合に起こります。
「これ以上節約のしようがない・・」
「何だか節約ができていない気がする」
など思い当たるところはないでしょうか?
それらのお悩みに対する回答としては・・
節約のその先へいきましょう。
です。
今思っている限界も実は超えられる可能性があります。
そんな私もFPの資格を取得したものの、節約に行き詰った経験のある一人です。
結論としては、「削減」の意識から「増やす」意識へのシフトです。
この記事では、節約の限界を知ることでより効果的なお金の管理ができ、
収入の増加や借金の返済
支出の見直し
節約方法の改善
マイナス金利の時代活用
など、収支バランスを改善するための対処法について紹介しています。
また、投資も節約の限界において重要な役割を果たすことがありますが、
自己責任が伴うため、適切な知識や情報収集が必要です。
自分に合った方法を見つけて、収支バランスを改善し、節約の限界を超えてみましょう。
★今回の内容★
節約の限界を感じた時の対処法
節約の限界を感じた時の対処法としては、
自分に合った方法を見つけて、収支バランスを改善することが大切です。
以下に例を示してみます。
収入の増加を目指す
これまで、削ることだけでなく、増やすことに着目していたでしょうか?
節約だけでなく、収入を増やすことで収支バランスを改善することができます。
アルバイトや副業、転職、資産運用など、
自分に合った方法で収入を増やすマインドを持ってみましょう。
ちなみに、本業以外で資産を増やす選択肢がひと昔前に比べて大分増え、
自分の特技を生かして収入を得ることも容易になってきています。
まずは情報をキャッチしてみてください。
支出を見直す
節約の限界に達したと感じた場合は、あらためて支出を見直すことも必要です。
・携帯・住居・光熱水等の固定費を見直す。
・必需品の購入単価を下げる。
・必需品以外の支出を減らす。
・節約方法を可視化。
など、徹底して見直し継続することで、
収支バランスを改善することができます。
ローンの返済を優先する
借金を抱えている場合は、返済を優先することが大切です。
借金と言っても様々な種類がありますが、クレジットカードの分割払いやカーローン等、
金利が掛かっているもの全てを含めてくださいね。
これらのローンを優先的に減らすことで、
金利相当分の支出を減らすことにつながります。
それが将来的に見ると、余裕を持って生活することポイントになります。
特に大きな額のローンは金利による影響も大きいです。
今一度契約状況等を見直してください。
また、金利自体が高いと感じた時、借り換えによって金利を下げることも可能です。
あらゆる方面から支出を下げる方法を探っていきましょう。
預金から投資へのシフト
現在は、超絶低金利の時代です。
銀行口座に預けているだけでは、払い出しや振込手数料で、
結果マイナスになっている可能性もあります。
そのため、預金分については投資で運用方法を見直すことも検討してみましょう。
繰り返しになりますが、節約の限界を超えるには「増やす」ことに着目することも大切です。
節約の限界における投資の重要性
節約の限界において、投資が重要な役割を果たすことがあります。
投資は、節約したお金を効率的に運用することができるため、
資産を増やす。いわゆる削減だけでなく、増加の方向に持っていくことができます。
ただし、投資にはリスクが伴うため、適切な知識や情報収集が必要です。
また、投資には自己責任が伴いますので、自分のリスク許容度や、
目的に合わせた投資先を選ぶことが大切です。
投資の方法には、株式投資や不動産投資などがあります。
また、投資信託やETFといった商品を使った投資もあります。
自分の投資目的や資産運用方針に合わせて、適切な投資先を選ぶことが重要です。
不動産投資はリスクがやや重く、自己資金も必要なので・・・
全世界や米国株式の株式投資が個人的にはオススメですが、
日本株でも資産を増やしている方もいますので、そこはお好みで・・。
ただし投資の世界には詐欺まがいの案件がうじゃうじゃしていますので、
ハイリターンの商品等には充分お気をつけください。
参考までに投資の運用成績について申し上げますと、
年利5%も増えれば、ビギナーにとってはかなり良い案件です。
10%はあり得なくはないですが、リスクが高くなってくる印象です。
20%を超えてくると熟練者の案件です。素人に回ってくる話ではありません。
昨今の不動産投資でもなかなかその利率を狙っていくのは難しいです。
つまり、素人に回ってくる年利20%を超える投資商品は限りなく怪しいということです。
節約の限界に陥った私の失敗談と教訓
ここで私のまだまだ若かった頃の痛いエピソードと教訓をご紹介したいと思います。
過剰な節約による健康被害
節約のために食費を抑えすぎて、
安かろう悪かろうの栄養バランスの悪い食事をしていた結果、
体調を崩し入院しかけることになりました。
この経験で節約は大切だが、
「健康を害することのないバランスの取れた食事」
を心がけることが必要だという教訓を得ました。
優先順位の見直し
またある時も節約に熱心に取り組んでいましたが、
ある日の友人との交流において出費をケチり、
(返礼品や飲食代等で細かいケチが積み重なったといいますか・・)
相手方との関係をやや悪化させてしまいました。
この体験から、節約に取り組む一方で、優先順位を見直し、
「必要な支出は惜しまずしっかりと行う」ことが大切だと学びました。
節約によるストレスや心理的負担
日頃から節約に取り組むことで、生活自体がストレスになり、
節約の意義が見いだせなくなってしまった時もありました。
節約は大切だが、あくまで「自分の幸せを重視したバランスを保つことが大切」
だということに気づきました。
以上のように、節約に取り組む際には、健康や人間関係、備えなど。
自分の生活全般を考慮して取り組むことが必要だと気付いた出来事でした。
(反動で一時節約をしない真逆の生活をしていたのはまた別の話・・)
まとめ
ということで節約の限界について説明をしてきました。
収支バランスを改善するための対処法として、
収入の増加や支出の見直し、借金の返済、金利の見直し、預金からの投資、
そして投資の重要性についても言及されています。
また、節約だけでなく、副業等で収入を増やすことや、それをさらに投資で運用することで、
収支バランスを改善することも十分可能であるというお話をしてきました。
ただし、口を尖らせて何度でも申し上げますが、投資にはリスクがあるため、
適切な知識と情報収集が必要です。安易な飛びつきはNGであることをくれぐれもお含みおきください。
以上を参考にして節約の限界のその先へ。
限界を超えた節約を実践できることを願っております。