クールビズ(ポロシャツ)がビジネスで定着。ネクタイ業界は衰退。

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クールビズといえば、今や夏季の定番フレーズになりました。
これに合わせて各衣料店も通気性の良い半袖シャツやポロシャツを売り出し、一定の経済効果もあらわれているように思います。

しかしそのような中、非常に苦戦を強いられている業界があるようです。
はたしてどのような状況になっているのでしょうか。

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クールビズの由来

クールビズとはざっくりいいますと

「環境への配慮を意識した国を挙げての夏期衣服軽装化キャンペーン」

のようなものです。
期間はおおよそ5月~9月末までを設定しており、特に仕事において

「ものすごく暑い中でわざわざ暑苦しい服装しなくてもよいのでは?」
「だったら軽装化してその分冷房とか抑えましょう」

といった流れで国が推奨してきたものです。
ネーミングについては、一般公募で「クール」と「ビジネス」をミックスさせてクールビズ。造語です。
2005年に始まって,もう10数年になりました。
最近始まったような感覚がありますね。。

クールビズ=ノーネクタイ・ノージャケット

クールビズといってまず真っ先に思いつくのは「ノーネクタイ」ではないでしょうか。
営業職などなければ「ノージャケット」などもありますね。
そこにポロシャツなども加わって
ビジネスマンといえばスーツ
という従来の姿から,多様な形を生み出してきました。

また,このクールビズが実施されたことで,ネクタイを毎日しながら勤務するという煩わしさからも解放されました。
私自身もネクタイを着用しつづけるのは大変でしたし,なにより肩がこります・・。

この「ネクタイを着用しなくても良い姿」が広く認知されたことがクールビズの効果として非常に大きなものであると私は感じています。

クールビズの影響によりネクタイ業界が困惑

ノーネクタイを謳っているクールビズですから,当社発表された時にネクタイを販売していた業者は衝撃をうけたに違いありません。
なにせ自分たちの商売道具として付けていることが普通であったものが,付けなくてもよい状態になってしまったわけですから。

実際売り上げにも大きな影響を及ぼしてしまい,この10年あまりで生産量・販売量ともに半分以下に激減してしまったようです。

当然ながらその余波うけて,倒産してしまったり,やむを得ず廃業せざるを得なくなってしまった企業もあったことでしょう。
勤めていた人間は・・・言うまでもありませんね。
当たり前としてあった商品が売れなくなる・・。
この恐怖は業界に携わっていた人にしかわかりませんね。

もちろんただこの現状を見ていただけでなく、日本ネクタイ組合連合会は環境省に対してクールビズ廃止を訴えて続けてきました。
しかしながらそれもむなしく,結果的にはネクタイ業界は縮小の一途をたどっています。

このままネクタイは廃れていってしまうのか,国も何かしらの対策をとって活かしてもらいたいところです。

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クールビズ期間中は本当にノーネクタイ・ノージャケットでOK?

ところで,クールビズ期間中は本当に軽装で良いのでしょうか?
時折,真夏であってもネクタイとジャケットを着用している人を見かけます。
国としては軽装を推進していますが,ビジネス業界においては

「時と場合に応じて着用するべき」

というようなクールビズ導入前の名残?のようなものがあります。
絶対というわけではないのですが暗黙のルールといいますか・・。

では、結局どのように判断すれば良いの?となるわけなんですがビジネスマナーうんぬんはさておき,個人的ポイントとしては

「勤務している企業の社風としてクールビズを容認しているか」

にかかっているかと思います。

会社全体もしくは上司からクールビズを推奨されるのであれば,それはノーネクタイ・んージャケットで問題無いでしょう。
逆に,上司がネクタイ・ジャケットを着用している場合には自分はどのようにすれば良いのか確認してみる必要があるでしょう。

会議の場において自分だけ軽装で臨んだものの,他はカッチリスーツにネクタイ・・
結果完全に周りから浮いた存在になってしまう。
などという事もあり得なくはないケースです・
(国として推奨しておきながら,そうなってしまうのも何だか奇妙なお話ですが・・)

 

とはいえネクタイスタイルはやっぱりキマる

クールビズは勤務していても楽ですし,機能的であると思います。
しかしスーツスタイルはやはりビジネスマンらしさがありビシッとキマって見えますね。
今はネクタイも様々な種類が出ています。

・細みのナロータイ
・剣先が水平になっているスクエアタイ
・人気キャラクターとのコラボタイ
・異素材で作られたタイ

これらを上手に組み合わせながら,クールビズ期間中もオシャレに楽しみながら仕事をしていくのもアリじゃないでしょうか。

ネクタイ業界の今後について考える

やや脱線してしまったので話を戻しますが・・・
先述したようにネクタイ業界は縮小し,まさに崖っぷち状態であると思われます。
クールビズが世の中に浸透してしまった以上,既存の物に創意工夫と変化を加えるしかないように思います。
ビジネスマンの雰囲気が出るという部分で,ネクタイにもまだまだ一定の需要があるわけですから,ここにプラスアルファの付加価値を付ける事ができるかどうかがカギであるような気がします。

一流の経営者はどのようなピンチもチャンスに変えて経済の波を乗り越えて成功しています。
現状を受け止めて,世の中に対応した新しい形を示せることができれば,再びネクタイ業界がすることも夢ではないかもしれませんね。

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